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訪問をありがとうございます。
最近、ものすごく更新頻度が低くなっていることをごまかそうとしているわけではありませんが、連続で更新させていただきます。
今回は、タイトルのとおり、『一億総活躍国民会議』の中で6月2日に閣議決定した資料からです。
名付けて『ニッポン一億総活躍プラン』という、何とも捻りのないネーミングです(さすが首相官邸)。
たまたま見つけて流し読みをしたら、これが意外に面白い☆
こういう(本業に直接関係しないどうでも良い)資料を拾い上げるのが本当に得意な私です。
はい、特技には値しませんね。
【本体 6、10年後の未来を見据えたロードマップ 介護離職ゼロの実現 より】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/pdf/plan5.pdf
カラーだし表を多用しているので、読みやすいなぁ、なんて個人的には感じています。
そして、介護離職ゼロの実現に向かっての中にも、ケアマネジメントについて書かれています。
ケアマネジャーについては書かれていませんでしたが・・・。
この中で私が気になったのは、様々な部分で書かれていますが、『介護の重度化』をことさら大きく取り上げつつ、『要介護3以上の方』をベースとした記載になっていることです。
うーーーん、もはや、要介護1・2の方は総合事業に移行することが、暗黙の了解になっているような記載の仕方に違和感を感じるのは、私だけでしょうか?
何というか、人材や給付の課題があることはわかりますが、共助という形で保険料を巻き上げている以上、シレッと変換するのはどうなのかなぁ〜、と感じてしまいました。
後、気になったのは、資料4/15にある、生産性向上の部分である効率化について、『複数の施設の保有、総務・経理・人事などの複数の部門の集約化など事業所のグループ化を推進する』という文言です。
2016年度から2026年度以降まで、矢印は引っ張ってあります。
うーーーーーん。
これ、どうなんでしょう?
効率化の観点でいえば、確かにそうかもしれませんが、それ以外の目論見を感じてしまう私は、性格がひねくれているのでしょうか?
もしお時間のある方がおられましたら、ちょっと資料を流し読みしていただけたらと思います。
全体を読んで、何だか真の国民不在のもと、そして、本当の意味での現場の人間のいない状況で、大きく制度が変容していくことに、違和感を感じているのは、私だけでしょうか?