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2016-06-11 08:24:00

 

訪問をありがとうございます。

 

昨夜金沢を出発し、やっと勤務地に戻ってきたためサイトを更新しています。

 

週末ということもあり、今日はお休みという方も多いのではないでしょうか?

 

『いやいや、今日は仕事だよ』という方、私も同様です。

 

共に頑張りましょう。

 

 

 

さて、今日は『地域を考える勉強会』について書かせていただきます。

 

以前から関西を中心に活躍されている長田先生について、様々な研修に同行させていただいておりますが、その中で『奈良県にすごい人がいる』という話を聞いていました。

 

その方は、奈良県のとある地域包括支援センターに所属しておりますが、地域の中で『地域包括ケアシステムを考える勉強会』という会を立ち上げ、有志を募りながら、毎月1〜2回、勉強会を行っているのです。

 

それが徐々に広がりをみせ、現段階では県レベルの大きさにまで広がり、主体的に地域を考える仕組みをつくりあげているというから驚きです。

 

長田先生はその中で月1回の会議に参加し、講師という立場で関わっておられるとの話でした。

 

その仕組みと流れを知りたくて、『いつかお会いして話をうかがいたい』と話していましたが、やっと、その機会を得ることができました。

 

とはいえ、実際にお会いした際にはゆっくり話をする時間が取れず、挨拶の際に私が『地域包括ケアシステムを考える勉強会』の立ち上げから運営までの経緯や手法を知りたいと、初対面であるにも関わらず伝えたところ、嫌な顔1つせず、『わかった。メールで送るね』と素晴らしく優しい返答をいただきました。

 

 

 

そして翌朝、会議を行うまでの過程についての説明と、10個以上の資料を送付していただきました。

 

なんて素晴らしい方でしょう。

 

資料を読ませていただきながら、この仕組みを一人で作ったこと、そして、それを継続実践しながら輪を広げていく大変さを、ヒシヒシと感じました。

 

参加者間で目的の共有化を図ることはもちろん、地域を知るためのアセスメントシート、表も作成しており、毎回、表の項目に沿って支援者が話し合いを行う形で進めていることも勉強になりました。

 

毎回テーマを決めて話し合い、その結果を表に埋め込んでいくことで、各課題の現状や対応等が一目でわかる仕組みができているのです。

 

 

 

そして、メールや資料を拝読する中で、Yさんは主体性をとても大切にされる方ということがわかりました。

 

ここは、私も強く共感する部分であり、だからこそ、『有志』という形で進めていきたいと考えていることを伝えました。

 

 

 

『地域について考える会議を開かなくちゃいけないから参加する』では、真剣に地域について考えることは難しいと思うのです。

 

各立場や役割があるためそれも大切だと思うのですが、私自身は、地域を考える支援者が誰でも参加でき、主体的に考える仕組みが欲しかったので、Yさんからいただいた資料をもとに、当地版のスタイルで資料を作ってみたいと考えています。

 

『誰が主催する会だから参加しなくちゃ』ではなく、『私も地域について考えてみようかなぁ』と思う方が参加できる会にしたいと思っています。

 

そして、いつか、行政に『住民支え合いの会』と繋げていただき、本当の意味での地域包括ケアシステムが走り出せば良いなぁ、と思っています。

 

それがやりたくて独立をしたので、ここは頑張りたいと思います。

 

 

 

私自身がこういった活動に参加できるよう、事務所を支えてくれている職員に感謝感謝です。

 

様々な方々に支えられて、何事も進んでいくものなんだなぁ、と実感しています。

 

大変な取り組みであることは重々承知しつつ、できる限り楽しみながら進めていきたいと思います。

 

何よりも、私に決心させるきっかけをくださったYさんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ありがとうございます。

 

これからも、たくさん相談をさせていただくと思いますが、よろしくお願いします。

 

 

 

皆さんの地域では何か活動はされていますか?