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2016-05-19 08:14:00

訪問をありがとうございます。

 

 

 

さて、昨日は区内の介護保険関係者が集い、第1回の話し合いを行いました。

 

4月に顔合わせと親睦会を行ったのですが、今月は当社でホワイトボードを使用しての意見交換です。

 

第1回ということもあり、まずは区について話を聞かせていただきました。

 

イメージ・強み・課題・提案、等々。

 

 

 

はじめのうちは、ポツポツと話をしていましたが、徐々に一つの言葉から、『こうしたらもっと良くなるのかなぁ?』とか、『誰に(どこに)働きかけたら良いのかなぁ?』とか、意見が広がっていって、面白かったです。

 

恐らく・・・恐らくですが、今、本当に必要なことって、『顔を合わせてお互いを知り理解する』ことなんじゃないかなぁ〜、と改めて思いました。

 

小さな集いからの始まりで良いと思いますが、様々な職種が顔を合わせて『地域』という共通のテーマで、自分たちの専門職をどう活かすか?どのように関わることで、地域の住民が過ごしやすいまちを創れるかを意見交換し、その中で、お互いの人となりを知っていくことではないかなぁ〜、と思うわけです。

 

『漠然とした交流会』とは違う、共通認識をもって進めていくことが大切かもしれないと、帰りの電車の中で考えました。

 

そのために、どのような展開を今後行っていくかを考えようと思いました。

 

 

 

そして、現場と行政の見解の解離状態の緩和については、事例検討会が一番適しているような気がしました。

 

各専門職の価値観の理解も、事例検討会を通じて、理解しあえるかな、と。

 

なぜ、事例検討会が適しているかというと、私は、日々の支援には、支援者のモラル(価値観)が大きく関わっていると思うのです。

 

支援は様々な見立て(根拠と予後予測)の上で進められますが、それは、支援者個人のモラル(価値観)が大きく関与し、その上で、経験値を踏まえて見立てを行うと思います。

 

そして、その見立てには『正否』がない。

 

 

 

これを書き出すと、恐ろしく長くなってしまうため、別枠で改めて書きたいとおもいますが、要は、『事例検討会』を通じて、各専門職・個人の視点を理解するということが、実は一番お互いの立ち位置を理解するのに役立つと思うわけで。

 

『あぁ、ケアマネジャーって、そんなところに視点を置いてケアマネジメントしているんだ』とか、、『あぁ、行政ってこのプロセスで整合性を理解しているんだ』とか、『ヘルパーさんって、日々の支援でこんなことを感じているんだ』とか、お互いの立ち位置から見えるものを理解することから始めることって、大切だと思うのですよね。

 

いつか、地域で様々な機関の方々が自由に参加できる形の『事例検討会』を行いたいです。

 

そのためには、金沢ですでに10年以上続いている『気づきの事例検討会』について、もっと学びたいと思いました。

 

一度で良いので、行政も交えた他職種の事例検討会を行いたい、と考えています。

 

この辺りは、当社主催のケアマネジャーの勉強会が7月で終わるため、その継続で行うか、この会で提案するか、考えていきたいと思います。

 

 

 

終了後、近くのインド料理店で、食事をしながら話をして、なぜか解散が23時半近くになりましたが、こうやって顔を合わせて話をすることの大切さを実感しました。

 

 

 

当たり前のことですが、人とひとが関わるって本当に大切です。

 

こうやって視野を広げていくんだなぁ、と思うと同時に、参加してくださった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

皆さんは地域での横の繋がり強化について、どのような工夫をされていますか?