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訪問をありがとうございます。
いやぁ、月曜日って、何でこんなにやること盛りだくさんなのでしょう?
なんて、書きながら、今日もよく頑張った、と、誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めている私です(なんのこっちゃあ)。
皆さん、今日も一日、お疲れさまでした。
さて、今日は先週受けた研修の『対人援助』の根本の部分である、倫理について学んだことを書きたいと思います。
尊敬する長田貴先生は、まぁーーー、言葉に拘る先生です。
恥ずかしい話、私は先生と出会うまで、『言語力が大切』と言いつつ、自分自身の言葉の一つひとつにはあまり関心を向けていませんでした。
今回は金沢で、受講生の方々の後ろの方で、共に学ばせていただいたのですが、ためになる気づきをたくさんいただきました。
先生が、どの講義でも必ず言われることが、『研修に対して、行かされているではなく、それをいかにやりがいに変えるかが大切』ということです。
研修を受ければ良し、ではなく、研修と現場をどう繋げるかが大切で、そのために、実践と振り返りを行うことが大切と、毎回話をされます。
今回は専門職の倫理ということで、『関わる人たちの共通認識』がポイントとなると話を受けました。
倫理とは、一言で言えば、『人とひとが生きていく上で、うまく繋がるためのルール』。
一般的には倫理というのは、『個の倫理→大衆の倫理→ルール』という順で擦り合わせながら創られていきます。
専門職はさらに、各々の専門性のベースがあるため、それらを踏まえて、いかに共通認識を持てるか?がポイントであると言われました。
共通の言語だけでなく、共通の認識、です。
これ、本当に難しいです。
各言葉の定義をしっかりと理解していないと、認識にずれが生じますから。
『自分の解釈はこう』ではなくて、関わる支援者間で各言葉に対しても共通の認識を持つことの大切さ。
そのことを改めて学びました。
また、介護は手段であり、ベースの目的をしっかりと理解した上で、何をするのかを考えることが大切。
一人でひとりが考えながら行動しないと、マイナスの連鎖に陥る可能性がある(この連鎖に気をつける必要がある)。
自分の役割に対して『やりがい(価値)』を見つけることがとても大切ということを学びました。
価値については、自身を振り返る機会をたくさんいただきました。
本当に辛すぎて、先生の講義を受講すると、胸が苦しくなることが多々あります。
価値や倫理など道徳性(モラル)の部分について。
本来、道徳性は自律的に保持されるものであり、自分たちで主体的につくっていくもの。
この部分に、正否・正誤を追求してしまうと、『人格評価』になってしまう。
そうではなくて、他者との違いをいかに認められるか?が、大切ということを先生は話しました。
自ら他者との違いを認められなかったり、あまりに強い価値観は、自分自身が辛くなる。
なぜなら、これをし出すと、自己防衛が働いて、外に責任を持っていきがちになるから。
これ、私自身、先生にいつも、言われていることです。
『人格評価と能力評価を分けて考えなさい』と。
個々と関わるとき、相手に対して能力評価を最大限活かして対応しなさい、と言われています。
そして、私自身がなんやかんやと言い訳がましく話をする時、先生は『相手ときちんと向き合いなさい。それは、自分自身と向き合うことだから』と言われます。
はい。
本当に苦しい作業ですが、一つひとつ向かい合っていきます。
皆さんは、日々、関わる方々の人格評価と能力評価を分けて考えていますか?