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訪問をありがとうございます。
今日は午後からスーパー銭湯に行ってきました。
お風呂→岩盤浴を繰り返し、最後に垢擦りとヘッドスパをしてきました。
連れて行ってくれた夫には感謝感謝です。
そして夜ではありますが、これから友達に会いに行きます。
皆さんは、どんな1日を過ごしましたか?
今日は、最近、悶々と考えていることを、今後の介護保険制度がどうなっていくかに絡めて書いてみました。
平成27年度から29年度の間に地域支援事業を行わなければならないことを始め、今後の介護保険の動向については、気になる部分だと思います。
ケアマネジャーについては、平成30年度から、指定等の一部を保険者に譲渡するとされています。
これはどういうことなのか?
恐らく、平成30年に於いて、何かが劇的に変わることはないでしょう。
数年後から徐々に変化を感じるようになるのではないでしょうか?
『一部の権限を譲渡』とはいえ、初めのうちは、各都道府県に準じて運営されると思います。
そして、数年かけて、それぞれの地域が『ローカルルール』という名の、地域独自の判断基準を強めていくでしょう。
この『ローカルルール』を、地域の実情に合ったものにするか、行政が一方的に決めるかは、日頃のケアマネジャーと行政との関わり方如何で、変わってくると思います。
行政の方々が現場をわからないのは、職務内容が違うためであり、それは当然の事です。
だからこそ、『現場はこういう状況』ということを、相手が腑に落ちるように伝えていくことが大切なのではないかな?、と私は思うわけで。
『行政は、全然わかってくれない』
『お役所仕事しかしないで、もっと現場の状況を理解してくれようとしてもいいのに』
『明確な返答をくれないから困るのよ』
『現場を知らないくせに』等々。
えぇ、私も現場で支援を行っているので、わかります。
そして、その上で敢えて書いてしまいますが、多分・・・多分ですが、これ、不満を言ったところで、状況は何も変わらないと思うのです。
だからと言って諦めてしまうと、制度の狭間で困っているご利用者の課題は改善できない。
じゃあどうするか?
私は、この『じゃあどうするか?』の視点が大切だと考えています。
行政が現場を知らなかったらどう伝えたら理解してもらえるか?
どのように伝えれば、状況を理解して、的確な返答を受けるのか?
どのように関わりを持っていけば、話をしっかりと聞いてもらえる関係つくりが築けるのか?
『私たちは日々、頑張っている。だから行政も少しは理解しなさいよ』と言いたい気持ちはわかりますが、自分が変わらずに相手を変えようとするのは無理な話で。
相手に理解を求めるのであれば、まずは自分が相手を理解しようという気持ちが大切だと思うし、それは行動に起こさないと、伝わらないと思うんですよね。
そのために、日頃の関係性を見直す、伝え方やタイミングを考える、相手の置かれている状況(立ち位置)を理解する。
そのような工夫って、しても良いのではないかなぁ?と思うわけです。
別になぁなぁの関係を築くわけではありません。
ただ、今後の介護保険制度の動向を予測する限り、地方分権は必須であり、遠くない将来、要介護1・2の方々も総合事業に組み込まれる可能性は示唆されています。
それらを踏まえると、行政と現場が一緒になって、地域をどうやって支えていったら良いかを考えていくこと、意見を擦り合わせていくことは、とてもとても大切だと思うのです。
そのために、自分には何ができるか?
今回は行政を例えに出して書かせていただきましたが、これは、どんな方に対しても言えることだと思うし、私自身、まだまだの人間なので、意識するようにしています。
難しいですけどね。
正論は正解ではありません。
自分が正しいと思っていることも、別の立ち位置では理解できないことってたくさんあると思うのですよね。
どれを踏まえて、どのように伝えていくか?
この辺りを考えてしまう、今日この頃でした。
皆さんは、様々な方との関わりで、気をつけていることはありますか?
誰かに何かを伝える際、気をつけていることはありますか?