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2016-05-07 10:00:00

訪問をありがとうございます。

 

今日も帰宅は遅かったのですが、予測していたとおり、長女が日記をつけていました。

 

日々の出来事だけが書いてあれば良いのですが、なぜか彼女は毎日のようにクイズを出してきます。

 

本日のクイズ。

 

『頭は魚、体は動物。これな〜んだ』(ヒントは花だよ!)

 

・・・・・・知るか!!!

 

と言いたいところですが、考えに考えて、返事を書きました。

 

交換日記、もうすぐノートが終わるのが楽しみで仕方ありません。

 

 

 

さて、今回は、総合的かつ効率的な部分でケアマネジャー自身が地域の資源を知り、積極的に活用できるためのしくみ作りについて、書いてみたいと思います。

 

総合的な部分に於いては、介護保険にとらわれず、ご利用者の生活全体を捉えなさいよ、ということだと思います。

 

効率的という部分に於いては、給付の抑制に重きがかかっていると受け取りました。

 

自助・互助を最大限活かすことが大切なのですね。

 

つまり、『介護保険の給付をできるだけ利用しないで、地域の資源を最大限活用しながら、その人らしい生活を支えなさいよ』ということですね。

 

その方法として、『ケアマネジャーが地域の資源を知り、積極的に活用するためにどうしたら良いか?』ということを考えれば良いと言いたいのでしょうが、これについては、私の中で結論が出ています。

 

1つ目は、ケアマネジャー自身が地域に興味を持って、地域の取り組みに対して情報収集をすること。

 

これは、特別に何かをしなくても、例えば、ご利用者やご家族から地域の情報を収集する、マンションの掲示板を見てサークル活動などをチェックする、広報を確認する、福祉会館に寄ってみる、等々、そのようなできる範囲の収集から意識して始めれば良いと思います。

 

もちろん意欲があれば、自ら地域の認知症カフェや介護者教室に顔を出して体験することが、最も重要ですね。

 

このような形で、まずは自分の勤務先の地域を意識して知ろうとすることが、第一歩だと私は思います。

 

 

 

そして2つ目は、(特に地域の)ケアマネジャー同士の繋がりを強めること。

 

ケアマネジャー同士が集まり、お互いの持っている地域の情報を交換するのです。

 

一人で一区全ての情報を網羅することは困難でしょうが、十人が集まれば、10倍の情報を入手することができます。

 

たくさんのケアマネジャーが繋がれば繋がるほど、地域の情報は集まりますし、定期的に顔を合わせることで、少人数の事業所などは、困りごとが生じた際に相談できる人を確保することができると思うのですよね。

 

硬い言い方をすれば、規範的統合、とでも言いましょうか?

 

地域全体で支え合う社会を構築するのですから、ケアマネジャーも競争するより協力し合った方が生産性が高まると思うのです。

 

たくさんのケアマネジャーとコミュニケーションを取ったり意見交換をすることで、個々のケアマネジャーの視野は広がるし、法の解釈も、それを踏まえた支援の考え方も、ある程度、擦り合せることもできると思うのです。

 

さらに、地域のケアマネジャーが連携を図りながらお互いの意見を交換する中で共通の課題が出た場合、これから進められる保険者への権限譲渡に伴い、行政に対しても『ケアマネジャーの総意』として、課題や意見をあげることもできると思うのです。

 

この、意見をあげるということは、ご利用者の実情を踏まえた現場を行政に理解してもらう第一歩に繋がり、地域の実情に沿った、支援体制の確立に繋がると思うのです。

 

この実現が、最も効率的で生産性が高いと私は考えています。

 

 

 

というわけで、情報社会ではありますが、地域の情報については、まずは、個々のケアマネジャーが地域に興味を持って、積極的に情報を収集する、そして、ケアマネジャー同士が顔を合わせてその情報を交換することが、一番だと私は思います。

 

ちなみに、勉強会等の研鑽機会も地域のケアマネジャーが行うことがベストだと考えています(これを書くと、また長くなるので割愛します)。

 

皆さんは普段、どのようにして地域の情報を収集していますか?

 

そして、それらをどのように活用していますか?