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訪問をありがとうございます。
昨夜は、紡ぐ会で初の懇親会を開催しました。
毎月行われるサミット(勉強会)の中では、必ずグループワークの時間を設けています。
これは皆が意見交換をする中で自分の意見を言語化すること・自分以外の意見を聴き視野を広げること・参加者同士の交流を深めていくことを目的としています。
その中で、『参加者同士がゆっくり話せる機会を持ってはどうか?』という意見があがり、昨夜、初の懇親会を開催しました。
そこで、皆さんが日々、本当の意味でのケアマネジメントを行いたいと思い、自己研鑽の方法を模索していることを、改めて知りました。
これに関しては、会長の宮﨑さんが『部会を創って始めよう』と即答。
彼の願う『ケアマネジャーが、やらされているのではなく、自ら主体的に研鑽するようになって欲しい』という想いが形になったことが、嬉しかったのでしょう。
懇親会では、何度も全体が見える位置に座って、参加者の方々の表情を見ては、一人ニヤニヤしていました。
そして、真摯に『どうやったらケアマネジャーがケアマネジャーらしく仕事に取り組めるか?』を、諦めることなく考え、実践する宮﨑さんを、すごい人だなぁ、と改めて感じました。
さて、今日はご利用者宅でご家族と話をした際に、エゴとエゴイズムについて考える機会を持ちました。
エゴとは、和訳すると『自我』という意味になります。
人は何かの言動を起こす時、何らかのエゴを持っていると思います。
それ自体は、悪いことではないです。
悩ましいのは、それが、うっかりすると、『エゴイズム(利己主義)』になってしまうこと。
そのエゴが、『自分の為だけ』でなく、『周囲のことも考えての為か』を考えることが、とてもとても大切だと思うのです。
自分以外の人、相手のこと、周囲のことを考える。
それが『思いやり』だと思うのです。
今の社会は余裕がないと言われています。
その原因を話し出すと恐ろしく長い文章になってしまうので割愛しますが、悩ましいのは、『忙しい』を理由にエゴイズムに陥ってしまう危険があるということ。
効率化と言いながら、自分のことしか考える余裕がなく、周囲への見方が自分を基準になってしまうと、思考も利己主義に陥りがちです。
私はあの人に比べて勝っている。
私はあの人に負けている。
自分だけ得をすれば良い。
自分だけ損をしている。
そのように、自分の評価を勝ち負けや損得で判断するようになってしまうと、思いやりを持つということは、難しくなります。
私自身、様々な取り組みを行っていますが、全て私のエゴだと自覚しています。
だから、自論を振りかざして、他者を強制的に巻き込むことだけはしないように気をつけています。
そして、それが本当に世の中に必要とされていることであれば、その輪は広がるし、そうでなければ改めて活動を振り返る必要があると思っています。
(もし、私が暴走していたり、違った方向に迷走していたら、その時は止めてくださいね)
ここは、また改めて考えてみたいと思います。
きっと私の思考がまとまっていないので、言葉がうまく出てきません。
皆さんは、人間のエゴ・エゴイズムや思いやりについて、どう考えますか?