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訪問をありがとうございます。
いやぁ、私、本当に大阪に来て良かったと、実感しています。
まず、ホテルインした際に、セミダブルの部屋を予約していたのですが、部屋が空いておらず、ダブルベッドの部屋にグレードアップしてもらいました。
室内も、ソファーがなぜか3つもあったりと広く、22階からの眺めも気持ちが良いです。
あぁ、何で私は今日、一人で来てしまったのでしょう。
部屋の広さが逆に寂しさを感じてしまうなんて。
そんなわけで、部屋に帰るなり夫に電話をして、長々と話こんでしまいました。
付き合ってくれた夫に感謝感謝です。
また、先々週より休みがなく(あ、仕事の要領が悪いのです)、心身ともに疲れてはいましたが、とても素晴らしい方々とお会いすることができました。
モチベーションの高い方、自身の職種に誇りを持って仕事に就かれている方との出会いは、私にとって、何よりの宝物です。
今回の出会いを大切に、その繋がりを様々なところに繋いでいけるよう、私自身、もっともっと学びと実践、そして振り返りを繰り返し、ケアマネジメントの本質の部分を深めていきたいと、改めて思いました。
皆さんは、繋がりを大切にしたいと思える人との出会いを、大切にしていますか?
さて、本日の講義ですが、授業前に言われた先生の言葉。
『価値(やりがい)を感じながら仕事をする』
これは、自己検証を繰り返し、気づきを意識しながら日々の業務に就くことの大切さを説いています。
日々の仕事を『こなす』だけでは作業になってしまう。
これは体験の積み重ねであり、経験にはならないですよね。
大切なことは、『自分の言動・感情にどれだけ意識を向けて』支援を実践しているかと、その言動・感情を『きちんと振り返って次に活かしているか』ということだと思います。
この繰り返しが経験を積むということであり、自分自身の専門性のやりがいに繋がると、私は受け取りました。
ちょっと堅苦しい文章になりましたが、この部分は、ケアマネジャーに限らず、専門職としての『基本のキ』だと、改めて実感しました。
読むと、『当たり前だよね』と言われてしまいそうですが、実践となると、なかなかもって、強い意思と厳しさに向かい合う強さが必要になります。
私自身、最近は夜の予定が多くて、振り返りの時間をなかなか取ることができていませんでしたが、やはり、この部分はおろそかにしてはいけない、その時間を作るために、どのように毎日を過ごすかを、帰りの移動の中で考えてみようと思います。
そして、もう一つ、どうしても書き残しておきたいことがあります。
それは、『リスクマネジメント』についてです。
リスクマネジメントというと、どうしても私の中では『守り』のイメージが強かったのですが、先生は、リスクとは『不確実なこと』と定義した上で、『リスクを取り除くことではなく、事象のプラス面とマイナス面を両方捉えて、リスクをコントロールすることが大切である』と説明されました。
確かに。
私、この言葉は、深く深く心に刺さりました。
私達の仕事は、『ご利用者の“こうしたい”』という、ご利用者自身が描いているイメージを実現するために支援を提案・調整することです。
その中で、リスクについても十分に配慮する必要はありますが、過剰にそこに反応してしまうと、ご利用者自身の持っている『力』を奪ってしまう結果になる恐れがあります。
また、自己実現を阻む可能性や、ご利用者自身のモチベーションを減少させてしまう危険性も出てくると思います。
大切なことは、専門職としてアセスメントを行う上でリスク(プラスとマイナス)を把握し、それをご利用者自身に伝え、どこまで自立支援を追及するかを、ご利用者と一緒に考えることなのかなぁ、と感じました。
これ、今後のアセスメントからプランニングに移行する時に、ご利用者に対して、意識して実践してみたいと思います。
そして、ご利用者の状況をみながら、ご利用者の感情に働きかけることを意識しながら取り組んでいきたいと思います。
何てことを振り返りながら、だらだらと打っていたら、あっという間にこんな時間になってしまいました。
明日は公開事例も含めて、また4事例行う予定です。
本当に内容の濃い授業なため、これから明日の予習をして寝ます。