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訪問をありがとうございます。
昨夜はこのサイトを更新しようとしましたが、8割書き上げたところで、全ての入力が消えてしまったため、やさぐれて更新するのをやめてしいました。
やはり、こまめに下書き保存をすることは大切ですね。
さて、本日は、ちょっと耳の痛い話になるかもしれません。
医療の時期改定について、どのくらいの方々が注目しておられるかわかりませんが、確実に医療分野は介護の対応まで受け皿を確保するよう求められています。
昨夜のニュースでは、認知症高齢者の入院に関して受け皿強化についてのインセンティブをつけることが決まりました。
かかりつけ医についても、研修を積み、『他の医療機関における受診状況の把握』『在宅医療の提供』『24時間対応』『介護保険に関わる対応』をする医療機関については、インセンティブをつけるとの方針が決まっています。
また、薬局についても、一人の高齢者が複数の薬局にかかるのではなく、薬の重複化を防いだり、薬剤師が責任をもって高齢者の服薬管理を行えるよう、かかりつけ薬局の制度を定着させようと動いています。
医療も、高齢者の生活を含めた全体から、対応することが求められているのです。
一方で、介護はどうでしょうか?
地域包括ケアシステムの構築に向けて、どのくらいの方々が理解し、今後を据えて取り組んでいるでしょうか?
現在の業務が滞りなくできていれば良し、ではなく、今後を見据えて自分に何ができるかを考えて行動していく。
もしかしたら、介護にはその力が弱いのかもしれないと感じました。
特別な何かを行うという意味ではなく、地域で取り組んでいる活動に興味を持って、まずはどんな活動があるかを知り、参加してみる。
そして、介護保険だけでなくインフォーマルの知識も持って、ご利用者・ご家族に情報提供する。
ケアマネジャー同士で積極的に事例検討会等を開催し、個別ケースの課題から地域の課題を抽出して、包括や行政に声を上げていく。
こういったことが、求められているのではないか、と私は考えるわけです。
国は、介護保険制度中心から、地域包括ケアシステムに移行しています。
その中で、自分は何ができるか?を考え抜き、行動に起こしていく。
これからの1年間をどう動くかで、ある意味、ケアマネジャーの今後の待遇は大きく変わると思っています。
ケアマネジャーは介護保険の制度に必要な存在だと、私は感じています。
皆さんは、今後の国の動向に対して、ケアマネジャーとして何ができると考えますか?
そして、それを実現するために、どのように行動を起こしたら良いと考えますか?
私たちケアマネジャーの役割は、誰かに作ってもらうものではなく、自分たちで創っていきませんか。