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2016-01-13 08:21:00

訪問をありがとうございます。

 

ここ数年、化粧水や乳液等といった化粧品は一切購入せずに、全身ニベアで乗り切っていました。

 

顔は、基本ニベアの青缶というずさんさ。

 

が、40歳を前にして『来年こそちょっとは美容にも力を入れよう』と、化粧水・乳液等々を購入してみましたが、なぜか肌荒れが出てしまい、昨年末から大変なことになっています。

 

早く、自分に合った基礎化粧品を見つけたいものです。

 

 

 

さて。

 

今回はケアマネジャーの話から少し脱線したところから始めます。

 

厚生労働省は12日、介護の仕事の魅力を上げて人手不足の解消につなげる新たな施策の立案に向けて、有識者から意見を聞く会議を発足させました。

 

これは、以前から言われていた、業務プロセスの改善等についての具体的な手段等を検討し、どうやって介護の魅力を伝えるかを話し合う会議で、4月まで検討が続きます。

 

その結果を政府がまとめて『一億層活躍プラン』に反映させる計画、というわけなのですが、私はこれを読んだ時に感じました。

 

『いつも有識者の意見しか聞いていないけど、現場の意見を聞くことも大切じゃないかなぁ?』と。

 

 

 

現場の職員に、今の現場の課題を聴き取り、その改善案を有識者で話し合った方が、よほど現実的・具体的ではあるかと思うのですが、それでは結論が『処遇改善』に繋がるとわかっているから行わないのでしょう。

 

なんて、一人勝手に想像しています。

 

 

 

介護職に就いたことのある人の総数って、大きいと思うのですよね。

 

ただ、ケアマネジャーも含めて、なぜか介護職の声って世間に響きにくい。

 

この理由は何だろうといつも考えているのですが、いつも同じ結論に行き着きます。

 

 

 

当事者意識の低さ、団体としての力が弱いからだ、と。

 

 

 

ケアマネジャーは特にそうかもしれません。

 

国から出た案に対しての批判は聞きますが、だからと言って、こちらから国に対してのアクションを起こすことはしない人がいかに多いことか。

 

ケアマネジャー自身が評論家になってしまっているのですよね。

 

介護や福祉のことを本当に考えて行動に起こしている人をたくさん知っていますが、それ以上に、『介護の業界が良くなって欲しいと思うけど、自分が動こうとは考えていない』という人の方が多い気がするのは私だけでしょうか?

 

もっと言うと、『とりあえず、私の役割は遂行できているから、介護全体の課題は関係ない』と他人事になっている人がいるのかもしれません。

 

それはそれで、現場をしっかり守っており、必要なことではあると思いますが、何だか寂しく感じるのは、私だけでしょうか?

 

 

 

この一年は、今後の社会保障に大きな影響を及ぼすと思います。

 

そして、様々な職種が勢力を上げて自分達の役割を主張する一年になると思います。

 

 

 

一方で、何かを変えようと思う時、一人ではどうにもできません。

 

だからこそ、団体の、数の力が必要になるのだと思います。

 

どの団体が良いとか悪いではなく、様々な団体の理念や取り組みを知り、自分に合った団体に所属し応援をするだけでも、大きな力になると思うのです。

 

 

 

私は介護の世界に入って20年目ですが、こんなに介護が注目されているのは、介護保険創設時以来だと感じています。

 

そして、これをチャンスと捉え、個々の現場で頑張っている職員が、『自分に何ができるか?』を考えて、団結していく力が、実はとても大切なのではないかと思うのです。

 

 

 

このチャンスを逃したら、介護は福祉から外れ『誰でもできる仕事』に位置づけられてしまうと危惧しています。

 

そういう意味でも、私達は一人ひとりが自分の役割や業務を見直して、どうすれば働きやすくなるかを考えてみませんか?