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訪問をありがとうございます。
最近、頭痛が取れないことが多くなり、健康の大切さを改めて感じています。
先週の土曜日・日曜日は、茨城県水戸市の、とある法人にお邪魔させていただきました。
そして、意見交換をする中でケアマネジャーの役割を改めて考える機会を持つことができました。
お忙しい中集まってくださった皆さん、おいしい食事と素敵な時間をありがとうございました。
さて。
今日は、ケアマネジメントではなく、当社の経営戦略について、つらつらと書こうと思います。
私を良く知っている方はご存知だと思いますが、私は無意味な対立が好きではありません。
いや。
はっきり言ってしまうと、嫌いです。
無意味な対立は何の生産性もないどころか、やっかみを含む『敵』を増やすことは、事業を展開していく上で、大きな障害になると考えています。
その為、当社の企業戦略は全て『いかに無駄な争いをせず、味方や協力者を増やさせるか?』の視点で常に物事を考えています。
社会にとって必要とされる事業を行うと同時に、地域に根付く。
そして、自社の勝ち負けではなく、地域のケアマネジャーや他職種の方々と切磋琢磨しながら、皆で成長しながら地域を創っていきたいと、本気で考えています。
その為には、目先の数字にとらわれず、地域をみて『何が必要か?』を考えています。
ケアマネジャーという資格を『どう活かすことが、ご利用者や地域にとってベストとなるか?』を考え抜いて様々な取り組みを行っています。
このスタイルは、散々数字漬けで仕事をしてきた経験から行き着いた、私の勝手な考えです。
数字は後からどうにでもなるが、信頼は地道にコツコツ積み上げていくことが大切。
甘いと思う方もおられるかもしれませんが、個の利益よりもご利用者や仲間・地域に先に貢献することで、数字は後から自然についてくると考えています。
福祉の・・・というか、社会保障に係る事業ならではの発想かもしれませんね。
あぁ、前置きがまたしても長くなりました。
私、単独居宅を経営していて、皆さんにたくさんたくさん心配をしていただきます。
『加藤さんの優先順位って、今は売り上げを伸ばし、会社を安定させることじゃないの?』と。
はい。
確かに、そうなのです。
当社は、未だに赤字運営をしています。
本来なら、事業の安定を第一にして、その後、地域を考えるのが普通だと思います。
そして私自身は、お金よりも人との繋がりの方が、価値があると考えています。
また、地域貢献・ケアマネジャーとしての立ち位置や役割を優先するのには、2つの理由があるのです。
一つは、『平成30年までに地域包括ケアシステムが確立する中で、どれだけケアマネジャーが地域に貢献したかで、今後の立ち位置が大きく変わると考えているため』です。
事業の安定を図ってから・・・なんて言っていたら、間に合いません。
だから、事業展開は平成30年度に入ってから行うと、実は開設時より覚悟しているのです。
今はとにかく、介護保険がどのような形になっても、地域の住民が安心して生活を送ることができる仕組みをつくることが、最優先だと考えています。
そして、もう一つの理由は、『自分にとって真の仲間をつくりたかった』からです。
江東区に知人の殆どいない私が、地域に根付いて事業を展開していこうと思った時、売上よりも仲間を増やすことが、最重要課題だったのです。
そして、これも開設時に心に決めたのですが、今の私を支えてくれた方々から相談を受けることがあった時は、自分ごとのように考えて協力しようと決めています。
熱意と行動力だけで、何の地位も基盤もない私の夢に一緒に伴走してくれる仲間は、私にとってかけがえのない財産です。
今回はまとまりなくダラダラと書いてしまいましたが、そんなわけで、多大な心配をいただくことも多々ありますが、個人的には想定内の事業展開となっております。
そして、いつもご協力いただいている皆さんは、私にとっての宝であり、感謝感謝の気持でいっぱいです。
これからも、必要と思うことは、主体的に行動に移していこうと思いますので、よろしくお願いいたします☆