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2015-11-14 23:50:00

訪問をありがとうございます。

 

 

 

昨日は12名の方々にご参加いただき、『倫理について』を学びながら考えていただきました。

 

 

 

30分程度、倫理とは何か?倫理的葛藤とその対応方法について説明をさせていただいた後、2つのグループに分かれて、『倫理とは何か?』『(職業倫理を踏まえて)どんなケアマネジャーになりたいか?目指すか?』の2つのテーマについて、話し合っていただきました。

 

グループ分けは、できるだけ『はじめまして』同士の方々で組みました。

 

 

 

今回の勉強会で、皆さんの腑に落ちたかな、という部分としては、『自分の倫理観が他者の倫理観と必ずしも一致するということはない』ということです。

 

とある質問をして、その回答がバラバラであったことを体感してもらい、『あ〜、人それぞれポイントが違うんだなぁ』と腑に落としていただき、その上で『ご利用者の価値観にどこまで寄り添えるか?』について話をしました。

 

 

 

グループワークは、それぞれ話が盛り上がっているようで良かったです。

 

これも、参加していただいた皆さんの協力のお陰だと改めて感じました。

(盛り上がりすぎて、予定よりワーク時間を延長したくらいです^ ^)

 

私の理想とする勉強会は『参加者一体型』なので、初回から意図を理解し、主体的に参加していただけたことは、とても嬉しかったです。

 

 

 

今回、倫理について外すことのできない『自己覚知』についてを理解していただくと同時に、自分たちで自分たちの役割を考えて言語化していく。

 

これができたことは、自己満足ではありますが、私にとってはとてもとても大きな意味があったと考えています。

 

 

 

こんなことを書くと『加藤は堅すぎる』と言われてしまいそうですが、私は制度の締め付けが、ケアマネジャーの『考える力』を奪っていると思っています。

 

そして、ケアマネジャーの役割とは『考えること』だと思っています。

 

そういう意味でも、『自分たちで考え、役割をつくっていく勉強会』は、とても大きな意味を持つと思うのです。

 

 

 

制度のために利用者がいるのではなく、利用者のために制度がある。

 

そのためには、私たちケアマネジャーはもっともっと言語力を高めて、制度と現状のズレを提言し、『狭間』を減らすと同時に、意味のある制度にしていくことが重要だと考えています。

 

参加者の人数が多い少ないは関係なく、一人でも多くの仲間が、自分たちの(求められている)役割を認識し、どうしたらそれに応えることができるかを考え抜く機会を持っていただくことができるか?

 

私はそこを考え抜き、企画・実践していきたいと思います。

 

 

 

今回は、10名の方にしか勉強会のご案内をしませんでしたが、今後は少しずつ輪を拡げていけたらなぁ〜、と考えると同時に、事業所を超えたケアマネジャー同士の関係つくりに貢献できたら嬉しいと思います。

 

 

 

因みに反省点としては、伝えたいことが盛りだくさんありすぎて、初めの講義部分が十分行えなかったこと。

 

30分で倫理についてから職業倫理、倫理的葛藤まで説明するのは、無理がありましたσ^_^;

 

 

 

次回は12月11日(金)開催予定です。

 

内容は『法令を確認しよう』で、介護保険課給付係の方に『軽微な変更』についての説明を行っていただく予定です。

 

次回は、もう少し広範囲に勉強会のご案内をさせていただく予定ですので、ご興味のある方は是非ご参加いただけたらと思います。