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背景の黒
展示会に立つ今日この頃。
自分の刺青作品を額装を通して初めて見た。
いつもむき出しのままだったのでとても新鮮である。
アクリル板を通すとかなり刺青だけに目が向く。
というのもよく評価していただいていた背景の黒が全く目立たない。
山○先生も推してくれていた背景が反射も手伝ってその良さが全く出ないのである。
ただこれで刺青へ視線が注がれるので良かったのだろう。
鑑賞者と話をしていても全く背景には触れてこないので他者が見ても気にならないのだ。
これから何回か描くことにもなる刺青であるがかなりこの天然岩黒が減ってきた。
また追加で注文するか。
明と暗
刺青の作業も久しぶりとは言え、2作目。
前回のは上半身だけだったが今回は全身なので下半身も描く。
前者は明るいところに暗く描いていく進め方なのであまり考えずに作業ができる。
後者は暗いところから明るく描いていくので色の出方をイメージして進めていく。
カラバッジョがこの進め方で描いていたとされているがこれは描いている時が一番面白い。
暗闇から浮き上がってくるからだ。
ただ日本画の絵の具は粒子の大きさがあってアクリル絵の具のような感じみは発色してくれない。
大きい粒子のものの上に細かいものをのせると下の大きい絵の具が発言する。
こういった事が多くて、考えながら作業。
しかも絵の具が高くて、少しづつ注文。
画像の養生シートは汚れ防止。
この黒背景は汚れたらおしまい。
ファン
ここ最近の展示場に立っているとファンの方々と話をすることがある。
以前では考えられなかった。
というのもこの格好なので気味悪がられたりすることが多かったからだ。
その格好も気にせず色々と話をした。
先生の作品にこういうアイデアはどうでしょう?と画像を考えて着てくださったり、一緒に写真を、といったことである。
特にこの画像の方は自分の作品の他のシリーズも気に入ってくれていて、ひょっとして自分の生き写しか、と思うくらいよく似た脳みその方であった。
実はこの画像のアイデアは以前考えていた。
ただ自分の考えたのはこの方がのものとは違っていて全部を実際のラーメンで作るというもの。
なので多少臭いがする。
ただ、この用紙を見せられた時はびっくりした。
加えて驚くことにこの方、細かいことが得意なようでそこも自分と似ているかも。
ひょっとしたら自分より細かいことは上手い気がした。
話を聴いていると驚くほど丁寧な仕事を心がけているようだった。
何の仕事をされているのかは最後まで聞けなかったが客観的にこの方は分身であるような感じだった。
