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大橋あたけの夕立
販売用の15号を2点、くどやま芸術祭の作品と並行して描いていた。
シーフードはまたしても北斎の「神奈川沖浪裏」、カップヌードルは広重の「大橋あたけの夕立」である。
浪裏は一度描いているので作業がイメージしやすく進めやすい。
しかし、大橋は「纏」では描いているが平面の状態では初めてなのでどれくらい手間がかかるかイメージできない。
作業し始めて「雨」を表現するのに直線を溝引きをすることにした。
久しぶりの技法で慣れるのに少し時間が必要であった。
今日、これをする絵描きは少ないのではないだろうか。
展覧会でも最近は見かけることがない。
昔のデザインの展覧会ではよく見た。
レタリングには必須の技術である。
今ではこれはイラストレーターに取って代わってしまったので手描きする必要はない。
こう言う作業にありがちであるが慣れてきた頃に作業は終わる。
プロデューサー来室
9月からの展示用のインタビューにART FAIR TOKYOの來住(きし)氏が来られた。
こういう肩書きの方が来る事も初めてだし、話をした事も見る事も初めてである。
スリムでクール(あまり食べ物にはこだわりを持たなく少量しか摂らないらしい)だ。
打ち合わせもなく唐突に話は始まるのだが人を見る目がかなりあって自分の作品を見ただけで人物像を言い当てることができる。
これにはびっくりした。
どこでそう思うのか不思議であったが多くの人と接してきて培われた資質なのだろう。
インタビューではこちらが全く予期していない質問が多くて全く言葉が思い浮かばない事も多く作家らしさが全くなかった。
ま、絵描きといっても素人然としている自分ではあるので仕方ない。
何より笑いがなかったのが難しいかった。
ボケもツッコミも無し。
ただ、こう言う機会がもっと増えてほしい。
知ってはいけない
Yahoo newsで気になっていたので図書館で予約を入れて借りた。
興味深い事が多く、結構納得いく内容であった。
日本とアメリカは密約だらけでがんじがらめになっている。
沖縄の問題はよくニュースになるので簡単には頭に入っていたが本土の基地の事など気になっていなかった。
神奈川の友人宅へ泊まりに行った時にはその騒音が気にはなったが沖縄の比ではないだろうと思っていた。
関西に住んでいると米軍を感じる事はない。
が、しかしこの本には驚く事ばかりが書かれていて、日本て独立国家かね?と思わざるを得ない。
一番印象的なのはオバマ大統領が広島に来た時、核ミサイルのボタンの入ったバッグ、フットボールと呼ばれているものを持ってきている写真が掲載されていた事だ。
そう言うものがあることは知っていたがこの広島にも持ってきているというその画像を見て、「核は無くならないな」と見た。
今、夏で季節がら太平洋戦争の番組が多いのでよく観ている。
そして戦後は終わっていなくて今でも続いている。
極端な話、幕末に不平等条約を結ばされた時と変わっていない。
かなり興味を持ったのでこの本に載っている参考文献の本を読み漁ろう。
SONYスピーカー
作業をするのにBGMが必要で今までは頑なにCDで聴いていた。
しかし急いで作業をしないといけない今日この頃、まずいと思いながらもBluetoothのスピーカーを購入。
まずいと表現したのは音楽はビジュアルも大切でそれらと一体であると考えていたからだ。
購入の時にどれにするかかなり迷ったが好みのSONYに決定。
Googleのも良かったのだがいざ視聴させてもらった時には不具合で聴けなかった。
しかし主にYoutubeを聴くのだがこれはかなり便利だ。
いちいち替える必要もないしYoutuberによってはコマーシャルが入らないものもあって助かる。
曲の長いものもあるし、全く知らないものに触れる機会もある。
今は懐かしのStock Aitken Watermanでノリノリ作業。
バブル景気を全く感じなかったつまらない学生生活を思い出しながら安っぽいグルーブ感で絵を描くと本当に進む。
ディスコが懐かしい。
なでしこ敗退
女子サッカーはニュースで見るくらいでほとんど見ない。
こう言っては失礼だが男子のサッカーに比べると迫力に欠ける。
しかも日本代表に限っては女子は上位にいて優勝も難しくない位置にいる。
これとは反対にバレーボールは男子が面白くない。
ラリーが少なく女子のように拾ってつなぐプレーがないからだ。
ほとんど背の高さで勝負が決まるのだ。
今回はたまたまテレビでやっていたので断片的に見ていたのだが前半はどういうわけか意気消沈していて後半の終わりの攻撃的な動きを最初からいつも通り出していたらよかったのではと思った。
ただ思いもそこまでであまり興味がないので負けてもがっかり感がない。
選手がアップになった時に吐息が白くてこの暑さなのにどうして?
なんてことはない、南半球でワールドカップをしていた。