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ワクチン接種3回目
新型コロナウィルスが流行り出した頃、日本人は海外に比べてあまり感染が広がらないのは生活習慣のせいだの、ファクターXのせいだの言われていた。
が、ここへへ来て世界で一番感染者の多い国になってしまった。
これはどういう事だ?
前述の頃は森元首相の言葉を借りて言うなら「神の国」のごとく守られているかのような感染防御であったのだが。
それもあり、兎に角、感染は怖いのでモデルナを打ちに行った。
大規模接収会場であったがかなり空いていた。
今回もまた副反応がキツく、腕は痛いし2日目は熱もそれなりに出た上、頭痛も出た。
還暦前とは言え、これも若さ故かと自分を納得させ、家でおとなしくビデオ鑑賞。
見たかったものを一気に6本観る。
頭痛を持ちながらなので理解が難しいかったものはネットで復習し頭に入れる。
こういう時でないとインプットする時間がない。
線と円ー京セラ美術館
10年参加していたグループ尖と公募展風に出品している◯の合同展覧会である。
京セラ美術館は京都市美術館が改装されてリニューアルしたのだが初めて行ってみて綺麗になっていて別世界だった。
しかし、古いままのスペースもあって、そこでこの展覧会は開催している。
尖VS◯として観ると明らかに軍配は◯に上がる。
一つには色。
かなりカラフルでその綺麗さが目に入って来る。
そして大きさ。
風の公募展は大作を描かないといけないので皆大きい。
しかも描き慣れている。
尖の作品は全部その反対。
なので尖メンバーには良い勉強になったのではないだろうか。
画像は◯の矢吹沙織さんの作品の一部。
カラフルで自分にはない作風で心洗われる。
しかも5メートルを超える大きさでこの密度を画面全部埋める。
見習わねば。
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220726-20220731-1
羽生結弦引退
引退というかプロ転向である。
引退であれば27歳はかなり短い選手生命であるがあのオリンピックでの滑りは見られないということである。
そんなに目を凝らして見ていたわけではないが4回転半の時は成功するだろうかどうか見ていた。
残念ながら失敗に終わったが果敢な挑戦は評価できる。
アスリートは引退後はかなり厳しい現実に対面する。
よく野球のトライアウトの番組を見るがNPBの球団から選手として連絡が来なくて第二の人生を歩むことが多い。
ほとんど勉強もしなくてスポーツだけに打ち込んできた人生ではこの瞬間には落ち込むだろう。
指導者へ進むことができれば幸せこの上ない。
関西の80年代ー兵庫県立美術館
懐かしい作品を観てどう思うか?を見に来た。
客観的にやたらと大きい、パワフルの感想である。
あと少し下品。
これは80年代学生の頃、アート・ナウというここの前身の美術館でやっていた時の展覧会での感想でもある。
と、同時に日本画と違う自由さにも好感を持っていた。
今ではあまり見かけなくなった作家も多い。
もうこのノリでは21世紀では戦えないのだろうか。
その中で森村先生ははさすがだ。
作風もこの大きな流れとは違っていて今でも戦闘能力を持っている。
中原先生の作品はこの当時も全くよくわからなく今なら理解ができるかも、と足を運んだがやっぱり良さがわからない。
彫刻らしくない素材を積極的に使って、彫刻らしくないものを作っているのか。
見ていて理解に苦しむ。
何年か前に見た痛みの美術館でのドローイングもそうだったがいつも理解に苦しむ。
安倍晋三遭難之地
近鉄西大寺駅前である。
乗り換え以外ではここへ来ることは無い。
本当に長閑な少し大きめの駅である。
こんなところで日本史にも残る大事件が起こるとは思わない。
今はここに献花台があってそこへひっきりなしに人が来ている。
これだけでもかなりの人気のあった政治家だったことがわかる。
今回の事件は発砲シーンがこれでもかと放送されていて、一発目にまでに近づいて来た時に全く静止させることがなかった。
レーガン米大統領が狙われた時は、覚えているが、すぐに車へ大統領を放り込んでいた。
二発目までに約3秒あったようだがその間にいろんなことができたはずだが防護盾のケースを開けていたようにも見えたが全く防御にならず警察及びSPは大変な結果を招かせてしまった。
テレビで米国のSPが話していたが犯人一人をあれだけの人数で抑え込んでしまってどうする!他からも狙ってきていたら対応できんだろう!と語っていた。
二発目までの3秒間は戦後77年経った日本の長閑な空気を現していた。