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ゲルハルト・リヒター「ABSTRAKT」ーエスパス ルイヴィトン大阪
近々リヒターの展覧会は東京でも開かれる。
しかし、行く機会がないので図録は手に入ったら、それとこの心斎橋で我慢である。
抽象絵画は初めて見る。
適当に描いているのではなくかなり計画的に塗り重ねているのがわかった。
偶然もうまくコントロールしていて手順を考えながら鑑賞するとかなり疲れてしまった。
ボーダーの作品はリヒターの技術で手書きかと思ったらコンピュータ出力表現であった。
そりゃそうか、と思いながら横方向に歩きながら鑑賞。
全体的にはモナリザやミロのヴィーナスを見る感じ。
評価も完成度も知名度もあるものを見た。
画像はここのトイレ。
とても綺麗でここへ寝泊まりできるくらい。
ルイヴィトンへはジェフ・クーンズの製品を見に以前の店舗に入ったことがあるがそんなに来ないだろう。
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/espace-louis-vuitton-osaka-richter
佐藤健寿展 奇界/世界ー西宮市大谷記念美術館
今では無くなってしまったが大阪のアメリカ村にビレッジバンガードがあって、よく立ち読みに行っていた。
面白い本屋ではあるが買うことはなく本当に見るだけ。
そこで夜の工場の写真集やこの佐藤氏の写真集やらをよく見ていた。
なので写真として、情報としては知っているものが多かったが展覧会の写真としてはどうか、を確認に来た。
当然綺麗に焼いてあったし大きい画面で見ると当然伝わってくるものも違う。
展覧会場の動画のインタビューで答えておられた「何が奇怪で何が奇怪ではないのか」には納得。
その変なものがある場所に住んでいる人には日常であるので奇怪でもなんでもない、はそうであろう。
ただ見る側の生活とはかけ離れている奇怪にはいつでも興味を持ってしまう。
そういえば小さい頃はこの会場にある写真のようなテレビ番組とかよく見ていた。
http://otanimuseum.jp/exhibition_220402.html
386,000円
ヤフオク登場である。
友人や知人の作品がよく出ていたので自分の作品もいつか出るであろうと見ていた。
大体自分と同じ位置のアーティストの方々の個々での展開を見ているとしばらくは販売価格と同じ値段で出品を続け、その後落札されない場合は売りたい場合は激安になって出品される。
そして後は成り行きで落札終了である。
取り敢えずはこの値段で出品は知人の名の売れた作家と同じ展開ではあるので喜ばしいのだが、出品するということは要らない、ということでもあるので残念である。
が、作品についての客観的な意見には興味を持った。
当たり前ではあるが成分表示の描き込みは売りのようでここはこれからの作業でも外せない。
今後のこの絵を行く末を見守りたい。
華麗なる宝塚歌劇衣装の世界ー神戸ファッション美術館
宝塚は幼少の頃からファミリーランドが家の近くにあって自転車でよく行っていた。
その時に出待ちやら鑑賞やらでお姉様たちをよく見かけていたので気になっていた。
テレビでも放送をやっていたので観ることは結構あった。
基本的に少女まんがの現実版であるのが興味深い。
会場には女性が9割、何故か自分も含めて男性が1割。
いつも不思議に思うのが必ず熱心な男性ファンもいる。
少女漫画ファンでも男性がいるようなものだろう。
当たり前かもしれないが有名なデザイナーがデザインした衣装もあった。
高田賢三やコシノヒロコ。
ただ有名な方とそうでない方との区別ができない。
ほとんど同じだが専門的な方、例えばファンが見たらその違いがよくわかるのかも。
https://www.fashionmuseum.jp/special/takarazukakageki/
惜しむオシム
少し前だが日本代表監督が亡くなった。
記憶では幼少期は日本人監督が多かったものの海外と戦うためにはやはり海外の監督で、の考えから外国人監督がしばらく続いていた。
しかしオシム監督が急性脳梗塞で倒れて岡田監督になり、結果を残し、日本人でもいけんじゃね?という空気が出てここしばらくは日本人監督に戻って来ている。
その倒れるまで彼が日本代表の監督をしていたが発言が面白かった。
皮肉や表現が興味を惹き(通訳は大変だったろう)スポーツニュースの発言を楽しみにしていた。
名言は多いがお気に入りはこれだ。
「ブラジルが一番と決まっているのだったら、ほかの国はサッカーをやる必要はない。だから、サッカーは面白いんだ。強いと言われていても、彼らが常に勝つわけではない」