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66
長い休養も終え、作業に入っている。
カップヌードルではなく纏を描き出している。
これも66作目である。
描きはじめた頃はこんなに続くとは思わなかった。
ローマ数字と漢字を組み合わせることで西洋と東洋をタイトルでも組み合わせることができると当時考えた。
だが今では数字が大きくなり過ぎて読み難い。
2年ぶりに描く胡粉の上に墨の絵はどうやって作業を進めていたかを全く覚えていない。
筆を動かすことで思い出すかと作業を進めるがカンが鈍く遅い。
ただ胡粉の上に墨を使うのは描きやすいのでそこは苦労がなかった。
引っかかりがあるので色がのりやすいのだ。
これからはトルソを使わず胸像が多くなりそう。
井上尚弥
30代まではよくボクシングを見ていたが50歳になってからは全く見なくなった。
格闘技は好きで小学生の頃から見ていた。
プロレスもよく見ていたがスポーツではなく演劇ということに高学年の頃気が付いて冷めてしまった。
最近のボクシング中継の画質のせいもあろうか、今回の井上の試合は何年かぶりにボクシングとして面白かった。
井上の試合はちょこちょことニュースでは見ていたが、それだけではパンチの質が伝わってこなかったがなんと重いパンチだこと。
特に感心したのはボディーへのパンチ。
見た限りではかなり圧力のかかった重さが伝わった。
ボディーブローでノックダウンを取ったのって記憶にはないのだが。
ニュースを何度でも見てその圧倒的な強さに惚れてまうやろ。
レンタルビデオの日々
絵を描きすぎたのか体調を崩して休んでいる。
とは言え、眠ってばかりもいられず久しぶりにレンらるビデオ屋へ行く。
見ようと思っていたが見ることができなかったものを手に取り無人清算へ。
久しぶりにここへ来ると変わっていることが多く7泊8日という貸し出しではなく14泊15日になっていた。
最新作やヒット作なら多数置いてあるので問題ないが旧作で14泊もされたら見たいものも見られない。
つまらないコメントだがハズレがなくて楽しめた。
できれば一週間に一本は映画を観たい。
「トム・オブ・フィンランド」
久しぶりにレンタルCDショップへ。
かなり好きな作家でよく画像は見ていた。
東京へ出てきた時も新宿2丁目へ出かけて行き絵を探した。
確かハガキとTシャツを買ったはず。
後者はかなりかっこいいのだがおしゃれに着こなさないと気持ちがられるだけなのでおしゃれでない自分には難しい着物であった。
ゲイではない自分だがいい作品で何度も見てしまう感じ。
暗くなくて明るい表情も好感が持てるし、この映画のラストに出てくる男たち、凄い空気。
メイプルソープやフレディー・マーキュリーがいいと思う人にはおすすめ。
作品は知っていてもその人生は全く知らなかったのでいいのが借りられた。
カッターナイフの刃
デッサンや写生をしていた頃は刃は折って使うことはほとんどせず、そのまま使っていた。
よほどでない限り削り味は変わらなかった。
長さも必要であったので悪くなれば刃そのものを交換していた。
しかしここ最近の主な使い方は余分な絵の具を削り取る使い方である。
細く白い線を地塗りを活かして描くようなこともできるしはみ出しの修正にも向いている。
こういう使い方をしているとはが悪くなりやすく折って使う方が多くなった。
その使い方も画像ものともう少し鈍い角度のいわゆるカッターナイフのものを使い分けている。
どういう時にこういう使い方を始めたかは全く覚えていないが便利な方法である。