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模様替え
何年も同じ配置にしていて導線が悪く作業に影響が出まくりであった。
例えばCDなぞは適当にしまっていたためにどんどん置く場所がなくなり床に置き出す始末。
それを避けるようにして歩き出すと気を使いすぎて疲れが出る。
という具合に色々と面倒が噴出し、これではいらない時間ばかりを作ってしまうので片付けと模様替えを決行。
何年振りであろうか。
5、6年はしていなかったか。
少し作業にも時間が取れるので一週間くらいかけて画像のCDの棚を制作。
ようやく見やすいものが出来、安堵。
だいたい900枚くらいあるのだがそのうち映画のサントラが90枚くらい。
これからはもっとこのジャンルが増える予定。
映画音楽を聴きながらの作業がイメージが湧きやすくアイデアが出る。
大したものではないのだがありがたいキッカケができるのだ。
しかしこの棚が埋まったら次はどこへCDをおけば良いのか。
プロフェッショナル?
30代の頃エヴァンゲリオンがめちゃくちゃ流行っていた。
テレビ放送のは不明の2話を含め全部観た。
画面の面白さやメカは良かったが話はイマイチ。
主人公の中二病にはちょっと気持ちが入らなかった。
が、この監督の作家性は面白い。
それがよくわかる番組である。
印象的だったのはお父さん。
不慮の事故で足を失ったようで世を恨んでいた。
それの影響を監督が受けていたようで重い作家性はそのためかと思いながら番組を観ていた。
ラストでNHKの番組班に監督にとってプロフェッショナルとは?と聞かれそれは僕に聞くことではない、と言い切っていた。
う〜ん、カッコいい!
https://www.youtube.com/watch?v=xa-ZqL57YR4
かなり面倒だった
2008年以来の作業で忘れていたがこの平安京シリーズの色塗りは大変である。
やってみようと思い立ったときは忘れていたが彩色していてその困難を思い出した。
色を混ぜると綺麗に混ざらない組み合わせもあるしどうしてもダマ(混ざりきらないもの)が残ったりする。
特に黄色系。
これは水干絵の具の中でも固く扱いが困難。
日本がの絵の具は綺麗に塗装には向いていなくてムラや味で勝負する画材である。
とか言ってみたものの下手なのと時間がないのでしっかり丁寧な仕事ができないのだ。
これで膠も今の飛鳥の三千本であったらもう大変。
絵の具皿で固まってしまうとお湯をかけて復活させてもうまく元に戻らない。
古い三千本を溶いておいたのは正解。
これは忘れていなかった。
ソニーだったことがいちばん残念だ
カセットテープを開発したオッテンス氏が亡くなった。
この方は全く存じなかったがカセットにはお世話になりっぱなしであった。
レコードは高価でほとんど買うことができなかったので借りてはテープに録音していた。
特にテレビの音を撮る時にはスピーカーに直に録音マイク部分をあてて音を撮っていた。
お笑い芸人の同世代あたりの人も同じようなことしていたのを話していたのを聞いたことがある。
その失敗談として必ずおかんが「めしー!」とか言ういらない音まで入ってしまう話。
これは本当によくあった。
そんなことはさておき、氏が残念がっておられたことにソニーがウォークマンを作ったことをあげておられた。
ウォークマンはカセットテープがなければ存在しないものなのである。
フィリップス(氏の務めていたオランダの会社)は作れなかったがそれでも十分世の中に貢献できていて素晴らしく思うが。
カセットにはほんといろんな思い出が詰まっているものだ。
水干絵の具の困難
来年のグループ展用の作品作りを始めている。
水干(すいひ)絵の具を全面に使うのだがこの絵の具、混ぜるのがかなり困難である。
学生の頃にアルバイトでこの絵の具を使ったのだがそこで覚えた混ぜ方で膠と一緒に混ぜている。
学校で学んだ絵の具皿に膠を入れて中指の後ろに人差し指を当てて、というようなやり方だと埒が明かない。
大理石パレットに多い目の絵の具を出し、力任せに混ぜまくる。
ペインティングナイフを使っているが本当はガラスの混ぜる棒が欲しい。
だがそれは恐ろしく高く、確か8000円くらいした。
しかしなぜこの絵の具はこんなに固いのに使いやすくしないのか。
岩絵の具のすぐに混ざることを思うとあまりにも不便。
さらにアクリル絵の具と比較すると最悪である。
ただポスターカラーのような質感は岩絵の具と併用すると面白いし、日本がの画材の良さでもある。
日本画材は急ぎの時には恨めしい画材たちである。