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再び九度山
来年の9月に九度山芸術祭開催のようである。
他人事のように語っているが参加を要請され、アイデアが浮かんだので引き受けることにした。
初回の開催に参加して真田幸村のアイデアで制作し、もうこれ以上アイデアは出て来ないと判断。
一回きりで出品はやめていた。
あれから6年、作品も色々とテーマを変えて作ってきたせいもあって制作できそうだ。
2案あったのだが1案目はおそらく世界遺産でもある古道に手をつけるものなので却下が予想される。
なので2案目で押していく予定だ。
なにしろ時間がないので早いうちに始めてアイデアを練ろうと懐かしの九度山へ行く。
ここはのどかで本当にいいところだ。
色々と撮影していると老婆が道に迷っているように思ったのか声をかけてくださった。
6年も経っても何も変わらず、いやシャッターに芸術祭の名残りがあって興味を惹いた。
参加しなかった2回目以降の芸術祭の作品がそのまま残っていたのだ。
今回考えている作品は以前のものとは違い、通わずにひたすら制作に打ち込むタイプだ。
ただこの考えも制作しているうちに変わってくるかもしれない。
かなりの間、1案目しかアイデアが浮かばなかったのに絵を描いているうちに2案目が浮かんだ。
いつもいい加減な発想をしている。
スープチャレンジ
名画にイタズラである。
手で触ったり食べ物をかけたり、外国人の環境保護団体系の人物たちである。
言わんとしていることには理解はできる。
しかも一応、後の処理のことも考えての行動も頷ける。
油絵は物理的に強い皮膜があるので少々では傷まない。
日本画であったら触るのも問題だし、ましてやスープなんてかけてしまったら洗えないだろうからどうするのだろうか。
洗浄に水を使わずにアルコールでも使うのかもしれないが弱い皮膜なのでかなりの痛みになりそうだ。
日本画は長く保存できる画材だがこういう攻撃には本当に弱い。
自分の作品がこういう攻撃に遭ったとしたら自分も偉くなったものだと思うことだろう。
ルートヴィヒ美術館展ー京都国立近代美術館
久しぶりの京都である。
友人たちのグループ展を見るのとこの展覧会を見るために来た。
有名な絵がたくさんあって結構時間をかけて観た。
ドイツの美術館でもあるので自国の作家の作品も多く、その国の重さを楽しんだ。
キルヒナーなんて何年ぶりだろうか、いい絵である。
ポップアートも有名どころが来ていてウォーホルのエルビスや鳥取で話題のブリロボックス。
個人的にはリキテンシュタインのタッカタッカの実物が見られたのは有り難かった。
この初期の作品は技術が安定していなくて手の跡もあるし作業が手に取るようにわかるからだ。
長時間をかけて鑑賞はジャスパージョーンズ。
作家の考えだけであれば実作品を見なくてもいいことが多いがジョーンズは見ることも考えて描いている。
手の跡を意識的して描いてエンコースティックという珍しい技法と相俟っていい味を出している。
描かれて何年も経つのに蜜蝋が割れないのはなぜ?
九州からの来訪者
10月に福岡のアートフェアに参加した時に展示を見て下さった方、かなり若い、がアトリエまで来てくださった。
SNSで作品を見るにかなり好みの絵でもあるし、若い人は先生であるので来たいという申し出を快諾した。
京都に和太鼓の仕事で、実際に演奏するようだが、来ていたついでに寄っていただいた。
アトリエで主に技術の話をした。
画材や技法、どうやって描いているかなど、できれば実物がある方が理解もしやすいだろうとステンシルなんかも用意しておいた。
あと絵を売る話、これはかなり大事であるが、大きなことは言えないのだが、かなり伝えた。
お金がないと続けることもできないし、大学では全くそういう話をしなくて、知ることもできなくて失敗だったことも伝えた。
かなり前向きに絵をやっていく方だったのできっと成功すると思う。
若い人は本当にいい先生である。
画像はいただいたお土産。
かなり美味しい煎餅だった。
日本シリーズ
野球はほとんど見ない。
ニュースで知る、くらいである。
なので日本シリーズもそうだ。
そのニュースで見ただけだが今年は面白そうである。
2勝2敗1引き分けで全く同じ。
オリックスがこれほどまでに強いとは知らなかった。
しかも恐ろしく速い球を投げるピッチャーが多いとは。
ヤクルトの村上は王貞治を越えたバッターであるがここしばらく活躍はしていない。
メジャーリーグのジャッジもそうだがペナントレースでホームランを量産していて疲れが出たのか。
この対戦は2年連続のようで昨年はヤクルトであったみたいなので今年はオリックスで。