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日本画擬態流用より
ギャラリーより展示風景が届いた。
現地へ行けないのでお任せである。
で、仕方ないのだがどういう訳か肖像画の上に国宝東求堂同仁斎燕子花が来ている。
最初見た時は笑ってしまった。
なんとも滑稽なのだ。
しかも空調であろうか、その上に一畳である。
こういう事もあるのでお任せは面白い。
その他、画像を見るに作品数が多く展示をするのはさぞかし大変であったろう。
しかも売約に繋がらなければ徒労に終わる。
なんとか売れて欲しい。
しかし肖像画は非売であるし、頼みの綱は半畳の版画。
これは安いのでお買い得である。
一度売れているので可能性が高いと見ている。
日本土産風
神奈川沖浪裏のシーフードが仕上がった。
時間があればもう少し細部の描き込みが欲しいがタイムアップである。
海の絵であるのでシーフードであるがこれにチリトマトで描けば意味が変わってくるか意図が全くわからないものになる。
チリトマトには何が合うか。
江戸時代にはトマトは無かったし、北斎の絵で合うものを見つけ出さねばならない。
同じくカレー。
これも難しい。
書きながら思い付く絵が見つからない。
次は凱風快晴のカップヌードルであるが、まあ色的に紅いしカップヌードルの象徴するものに合っているだろう。
京都寺町通り、もしくは浅草寺の土産物シリーズである。
おくやみ
高校時代、国粋主義者の友人がYMOをよく聴いていて勧めてきた。
防衛大学に入学するには力不足で芸術には疎いそんな彼が、なのだ。
邦楽はあまり興味がなかったのだが聴いてビックリ。
歌謡曲と全く違っていた。
アルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」は歌唱がほとんどなく日本の曲には全く聞こえなかった。
その中の「ライディーン」は一番の好みで誰が作曲したのかその友人に聞くと高橋幸宏だった。
おしゃれな人でYMOのビジュアルイメージも彼である。
もう、再結成ができないのが残念で仕方ない。
YMOは今でも3人とも仲が良いのでそこもお気に入りであった。
しかし坂本龍一もちょっと体が悪いのでそういった事まで仲良くならないことを祈る。
李禹煥ー兵庫県立美術館
もの派の代表的な作家であるが美術に興味がなければ全くよくわからないものにしか見えないだろう。
コンセプチュアルアートほどではないが実物を見ることがそれほど大切にも見えないかもしれない。
物質感が強くて見どころが多く、これだけ削ぎ落としてある表現は見習わなければならない。
間も多く空間の構成も考えてあり勉強になる展示だ。
10年前なら即、勉強のために図録購入だったが今回は撮影もオッケーだったので購入せず。
見にきている人も多く若い女性が目に付いた。
どこかの美術系の大学の講座だろうか。
画像の絵画は初めて見るものだったのでかなり新鮮。
最近作のグラデーションの短いストロークは描くモチベーションに好感が持てる。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2212/detail.html
チェンソーマン
少年ジャンプは30年ほど読んだことがない。
今流行っているらしいこの漫画のアニメをABEMAで見られるので見てみた。
かなりグロい。
これは鬼滅の刃もそうであったがしばらく読んでいないうちにジャンプはグロくなった。
北斗の拳はグロいというより滑稽さが強かったので痛みがなかった。
12話までしか無料で見られないのでそこまでであったがなかなか面白かった。
アメトークで芸人たちが熱く語っていただけの事はある。
画面が綺麗で特に色彩が良い。
雑誌掲載では色はないので想像するほかないがアニメは必ず色が付く。
あと良いのはスピード感。
清々しい速さがあって心地良し。