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Thank you
アメリカはロサンゼルス滞在時、高級住宅街で生活していた。
日本文化に造詣が恐ろしく深い博士のお宅である。
そういった場所がそうさせているのか、お礼や感謝だけは日本がイチバン〜と思っている自分の頭から来ているのかわからないが、一々の行為に人々がThamk youを言っている事に驚いた。
以前訪れた同じ英語圏のイギリスではそんなことはなかった記憶だが、店員が食べ物を運んで来てくれてThank you,美術館で撮影の邪魔にならないよう避けるとThank you。
ドリカムの歌か!と突っ込みたくなるほど感謝を述べる。
日本語ですみませんを使う場面をThank youで済ましているのかもしれないがとにかくポジティブなのだ。
渡米前のアメリカのイメージとしてはそういうことは一切なしで無愛想かと思っていた。
Great Americaの押しの強さばかりがあるのではなく、なんとも紳士的な側面にビックリ。
当然、レディーファーストも目の当たりにし、失われた30年の国のこれからを憂う。
飛行機に乗って
海外旅行をするとすれば今はほとんどが飛行機であろう。
環境保護団体に所属していたり化石燃料反対の人であればそうでもない。
以前、中国に行った時は鑑真号という恐ろしく揺れる船で大変な目にあった。
が、飛行機の旅は快適である。
揺れることもあろうが鑑真号に比べれば大したことはない。
ただ墜落した場合は確実に命を落とす。
何十年かぶりのせいか、窓からの景色が美しく見えた。
やたらと青いなと思って見ていたらボタンを押すと明るくできたり暗くできたりするようだ。
途中の段階で青い状態が得られる。
面白かったので何度も色々なトーンを試した。
還暦前にして小学生。
U.S.A.
久しぶりの海外旅行は慣れない事だらけである。
飛行機に乗るだけでもわからない事が多く、戸惑う。
ロサンゼルスは雨がほとんど降らず気温もおだやかだと思っていたが到着は土砂降り。
これでもかと言うくらい雨が降る中、偉大な博士の運転するクルマに乗ってお宅へ。
道路も表面は日本の道路より状態が悪く、パンピー。
お昼ご飯にはメキシコ料理を食べに行く。
目の前の建物が有名なシャトーマーモント(画像)でもうすぐはじまるアカデミー賞の時にはセレブがたくさん来てにぎにぎしくなるらしい。
立派な家々を見るだけでもかなりの勉強。
松本零士の絵
小学生の頃は松本零士の漫画はアニメでよく観ていた。
アニメと漫画で絵がかなり違うのだが個人的には漫画の方が好きな絵であった。
おそらくアニメではあの漫画の線はいちいち表現できないだろうし、する必要もない。
女性の描き方に特に個性があった。
ミュシャのように長い髪の毛にこだわりがあって美しいのである。
メーテルに代表されるようにまつ毛がこれでもか、と言うくらい長く体が細く優しい人が多い。
ちょっと子供ながらに綺麗だが現実離れし過ぎて女性としては好みではない、とマセたこと思っていた記憶がある。
あと機械へのこだわりも良かった。
やたら何かのメーターがそこかしこと機内や艦内にあって他の漫画家の表現と違っていて気に入っていた。
しかし、次々と著名な方が亡くなっていく。
笑福亭笑瓶もその一人。
彼についてはまた機会がある時に。
渡米と現金
以前から計画していた、アメリカはロサンゼルスに月末から一週間美術の勉強に行く。
このブログでも書いたことのある日本文化に造詣の深い博士宅にお邪魔する。
自分にとってはボブ・ディランのような存在で、なぜ自分のようなものを招待してくださるのか?とよく思う。
アメリカでの生活は実際に行ってから述べるとしよう。
さて$札は世界で一番通りの良い通貨である。
アメリカ以外でも使われている通貨なので知らない人はいないだろう。
今回マジマジと見ることができたのだがその印象としてはモノポリーか人生ゲームの紙幣のような感じだ。
ゲームの方がこれらを模しているのだろうがオモチャ感が否めない。
日本の紙幣に比べると小さいし、ありがたみに欠けるデザインである。
キャッシュカードで支払うので使わないが一応持っておくことにはしたがぜひ使ってみたい。
日本人はまだまだ現金主義で支払いの感覚を得たいのだ。
しかし、金額が小さいとは言え、米ドルがあるのは勇ましい。