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2022 / 09 / 08 08:00
伝統刺青
伝統を学ぶものにとって系統図は興味がある。
京都画壇からは全く相手にされていない自分ではあるが端くれとしてこの系統図にはしがみ付いている。
これがあると人に語る時に説得力が増す。
源氏や平氏が何々天皇の血筋である、てなことを語るのと同じものだ。
この間の滝行で初代彫日出師匠が彫り師としての系統の話をされていた。
ぽっと出のモンとはちゃうんやで!とばかりに昔から続く系譜をアツく語っておられた。
しかも50年前はとんでもないことが普通に行われていたみたいでこんなところでそんな話せも大丈夫ですか?と聞いたくらいである。
かまへん、いつもこんな調子や!と弟子と盛り上がっている。
そんな豪快な話もあるが気に入ったのが虎の描き方である。
最近の彫り師は虎は虎を描きよる、ホンマは猫を描かなあかんのや!と。
確かに江戸時代まで虎は日本にはいなかったので画家は猫を見て想像で虎を描いていたのだがそれが現代にまで刺青の世界には生きていたのだ。
思わず、師匠ありがたきお言葉いただきました、と口ずさんだ。
画像は師匠の虎。
昭和の味がとても良い。
