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2023 / 07 / 13
01:32

マーラー交響曲第4番「鈴」への想い

和み交響楽団第23回定期演奏会のメインプログラムである、

マーラー作曲交響曲第4番は「鈴」が非常に重要な役割を担う。

スコアにはドイツ語で「Schelle」と書いてある。

僕は、「現世と天上を繋ぐ特別な音」が欲しいと思い、打楽器の北村君に相談した。

僕のイメージの元になった3つの画像をお見せしよう。

1.牛の博物館のイベントフライヤー(右上のブータンのカウベル)

カウベル12Juli2023.jpeg

2.マーラー6番初演当時のカリカチュア(ラチェットのとなり)

マーラー・カリカチュア19Jan1907.jpg

3.小学館「独和大辞典」の挿絵

Schelle-2-15%.jpg

北村君は「Schelle」を自作してくれた。

大変感謝している。

形は上の画像とは異なるけれど、

まさにイメージ通りの「現世と天上を繋ぐ音」となっている。

ぜひぜひ、京都コンサートホールでこの「Shelle」の音を聴いて欲しい。

2023 / 07 / 10
23:20

エリザベス女王記念金貨、やっと届きました。

和み23rd表-50%.jpg

和み交響楽団、第23回定期演奏会で演奏する、

エルガー作曲、管弦楽のための独創主題による変奏曲作品36「エニグマ」

その第13変奏で、今回ティンパニの北村君にお願いして、

小太鼓のスティックではなく「コイン」で演奏してもらう事になった。

エルガー本人とティンパニ奏者との会話の記述から「コイン」使用となったのだが、

その時に使用されたコインはどのようなものだったか・・そこまでは書いていなかった。

会話のなかに「金貨」という文字も見られたが、これはジョークの一部なので、

演奏では絶対に使われていない。

でも、ちょっと茶目っ気をだして、僕が手に入れた金貨のレプリカで本番やってもらいたくなった。

本当は、昨日のリハーサルで試す予定だったのに、

今日の夕方に、キルギスから中国の運送会社によって運ばれてきた。

試演は7月17日に持ち越された・・・使ってもらえるかなあ?

エニグマ金貨-25%.jpg

2023 / 07 / 05
11:32

エルガー/交響曲 第1番 変イ長調 op.55

来年、初めてご一緒する金沢大学フィルハーモニー管弦楽団は

Elgar-3.jpg

2024年1月に開催される演奏会のメイン曲として

エルガー作曲、交響曲第1番を選んだ。

今、和み交響楽団とともに取り組んでいる”エニグマ”の勉強が、

そのまま、シンフォニーの勉強へと繋がっていくと思う。

それが、すごく嬉しい。

イギリスのことをもっと知りたい・・・・

明日、”Englishman in New York”のはいった

Stingのアルバム”...Nothing Like The Sun”が届く。

Sting-1.jpg

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