指揮者 藏野雅彦の京都漂泊

京都三大学合同交響楽団のブラームス交響曲第2番の最終リハーサルが終了。

順調な仕上がりで、本番は素晴らしいものになりそうな予感。

ブラームスの2番には1877年初演時の演奏時間の記録が残されている。

ハンス・リヒター指揮　ウィーン・フィルハーモニー

1 Satz：19'　　2 Satz：11'　　3 Satz：5'　　4 Satz：8'

最終RHでの京都三大学響は

1 satz：20'　　2 Satz：10'　　3 Satz：6'　　4 Satz：9'

カール・リヒターを初演の指揮者に選んだのはブラームス本人だが、

作曲者の意図を汲んだ演奏だったかどうかは分からない。

確かな事は、初演が大成功だったという事と、

初演時第1楽章の呈示部はリピートされたという事。

そう考えると、我々の演奏テンポは悪くないのだと思う。

前日通し総練と当日GPでは決して守りに入らずさらなる高みを目指そう！

「大学祝典序曲」と「田園」の最終リハーサルは2日後。

写真：ブラームスが交響曲第2番を作曲した地ペルチャハよりヴェルター湖を臨む。

僕は行ったことがない、同地にマーラー作曲小屋もあるのでいってみたいなあ。