この本を今まで読めなかったことを後悔するより、
今読めている事に感謝しよう。
アルマ・マーラーとは全く違う視点からのマーラー像。
すごく面白い・・・
第4交響曲の完成後、アルマと出会うのだから、
この本は第4交響曲についての思い出で終わるのだろう。
いろいろ勉強して知識が増えて、
分かったような気持ちになって、
実は、
音に対する感覚が鈍ってしまう危険性がある。
スコアを見る時間が、本を読む時間を下回らないようにしよう。
ナターリエ・バウアー=レヒナーさん、
素敵な本をのこしてくれてありがとう。