待ちに待った陵水フィルとの時間が
動き始めた。
彦根の街はほんとうに落ち着く。
音楽の空気がある。
陵水フィルの音楽創りの姿勢は、
すでに熱く燃える鉄のようだ。
とても難しい曲たちだし、
課題もたくさんあるけれど、
音楽の向かう方向は
指揮者とオーケストラのあいだで
練習に入る前から
共有できていると思った。
これが、
僕と陵水フィルが培ってきた
「音楽」なんだ。
絶対成功させる!