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2022 / 07 / 07
00:25

7月7日は・・・

7月7日は・・・

七夕と

グスタフ・マーラーの誕生日。

2022 / 07 / 04
21:42

自分の中のベートーヴェンが変わっていく・・

昨日はウォーキングしながら

ベートーヴェンの「第九」を聴いた。

中学一年の夏、

クラシックが大好きになって、

お小遣いで「田園」のLPを買って、

その後数か月お小遣いをためて

冬に「第九」を買う事ができた。

ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮

ウィーン・フィルハーモニー。

選んだ理由は

「スコアがついていた」からだと思う。

僕は幸運だった、

選んだ理由こそ他愛のないものだったけれど、

演奏とオーケストラの音色は最高だった。

僕にとってはこの演奏が

日々聴くことが出来る唯一のもので

LP独特の行為、3楽章の途中で裏返しながら

よく聴いた。

それから50年くらい経った今も

この演奏は僕にとってはベスト・・のはずだった。

昨日は3年ぶりくらいで聴いたのだけれど

第一楽章冒頭から感動できなかった。

LP復刻のCDなので演奏は昔と変わらないはず。

自分のなかの「第九」のイメージが

変化しているのだと思う。

2019年以来、第九指揮の機会には恵まれていない。

未来の予定もない。

世の中にコロナとうまく付き合っていく・・という

風潮が生まれつつあり、

第九も少しづつ演奏されているようだ。

もし、僕に指揮の機会が訪れたなら、

スコアを全て見直す。

この自分の中の変化は、

この歳になって本当に感じた、

ベートーヴェン弦楽四重奏の魅力のせいだと思う。

特に

弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調op.131のせいだと思う。

交響曲の中にはないベートーヴェンが聴けて

なんだか、とても楽しい気持ち。

ウィーン楽友協会のブラームス・ザールで、

美しい音と、躍動するリズムを持つ

素晴らしい弦楽四重奏団の演奏でこの曲を聴きたい。

 

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