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いつかはクラウン
最近のトヨタのデザインは良い。
豊田章男会長がおっしゃっていた運転の楽しみが形になっている。
回転寿司屋の駐車場に停まっていたのを眺めていて写真に撮った。
クラウンがセダンを捨ててSUVになっていて残念ではあるがそれにしても洗練されている。
今出ているプリウスのデザインもとても綺麗であるし、基本的に壊れないトヨタは良い。
ただ世界的なEVシフトへトヨタがどう動くかが心配である。
会長は全方位に攻めて行くと発言されていたがうまくいくかどうか。
何せトヨタが失敗すると日本が傾いてしまう。
それだけ日本を代表する企業であるので見誤らないことを祈る。
変形パネル
通っている学校の前に木工屋さんがある。
学生も先生も製作を依頼する事が多い。
毎週行くので変形のパネルを発注した。
以前、マエダヒロミアートギャラリーでグループ展に参加した時にここでパネルを作ってもらったようだった。
設計図はメールが使えないようなので電話か手紙(ファックスも良いみたいだ)になる。
老夫婦がやっているのでここは致し方ない。
仕上がりはかなり良く、しかも安い。
円形についても質問すると同心円の中心に穴を開けてもらえるようだ。
これは以前発注した木工屋さんはダメだったのでこれからはここを使うとしよう。
学校通いは色々と都合が良い。
色々な黒
ベンタブラックという反射しない(厳密には多少はある)黒の塗料が出た時、その黒さにYouTubeか何かのニュース動画で驚いたことを記憶している。
どんな立体物もその形通りに穴が出来てるように見えてしまう。
アニッシュ・カプ−アという現代美術家がこの塗料を独占して問題になった事があるがそうしたくなる気持ちもわからないでもない。
何もかもが穴になってしまうのは興味深い。
それほどまでではないがターナーから出ている暗黒ブラックを手に入れ使ってみた。
この黒は12色セットでしか手に入らなかった(当方が贔屓にしている笹⚫︎画材ではそうであった)のだが個別で売りに出るようになった。
穴が空いているほどではないが今まで使っていた黒よりは黒く、ムラが出にくい。
ただ色の上では黒が粉っぽくて扱いが慣れない間はうまく塗れなかった。
コツが掴めるとこれはなかなか良い絵の具である事がわかり、次回笹⚫︎画材へいく事があったら増入する事に決定。
新しい画材は使って失敗してクロウするものである。
贈り物
東京藝術大学のデザイン科にかつて形成デザインと言うデザインもやるし美術もやるところがあった。
友人はそこを出ているのだが日本画材をよく使っていて絵を描くのにアクリル絵の具も使っていた。
その友人が体の具合が悪く絵を描くことができ くなってしまい、画材を送ってくれた。
中には金箔も入っていて「これは貴金属で今、高騰しているのに」とか思いながら色々と入っているものを見ていた。
日本画に興味がなくなって絵をやめ、画材がいらなくなったものならただ嬉しく思うのだが体調が悪くやめてしまうのは残念で、あまり嬉しいものではない。
特にカラフルで見事な絵の具の使いこなしをしていた友人だけに、当方のような誤りの多い技法の絵描きのところへ来てしまったのは絵の具にも悪い。
学生の頃からどういう訳か絵を描く事に応援をしてくれていたのも思い出し、悲しい気分になってしまった。
もらった絵の具で絵を描いて本人に見てもらいたい。
恒例一枚の写実
いつもより早い目の政治家描きである。
今年は誰にするのかすぐに決まっていたので悩まなくて済んだ。
コロナウィルスが流行った時やマイナンバーカードでてんやわんやだった彼である。
この一枚は日本画をやめていた時も描き続けていたのでにかわを使っての技法を思い出すのに都合が良い。
今年はほとんど岩絵具を使わなかったので久しぶりに使う。
白を出すために接着剤にでんぷんのりを使ったがにかわとの収縮率が違うのかひび割れが起こる。
割れたところに岩絵具でメを埋めたが何度もひび割れが起こる。
厚塗りによる表現で凸凹をつけ過ぎたのかもしれない。
例年であれば絵の具皿も10枚も使わないが今回は20枚くらい使った。
それだけ多くの色を使った訳だが効果はあったのだろうか。