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2024-12-10 11:54:00

寒い時期、胃の不調に注意

 段々と冬らしい寒い日が多くなってきました。
 例年通りですが、首回りと腰回りの神経群は冷気を感じると身体の防衛の為に周囲の筋肉を硬直させる性質があります。なるべく冷風を当てないよう布を巻くなどしてしっかりガードして下さい。
 いつもの肩凝り以上に妙に張るな、と感じた時は無意識に冷気から身体を守る為に力みが入っている事が多いです。首後ろ、腰後ろの骨がいつもより出っ張っているようでしたら寒さに対応している証ですので、タオルなどの布を当てた上から軽く擦って周辺の力みを取り除くと硬直が緩和されます。

 一方で、この時期胃腸の働きが弱くなって張ったり痛みを覚えるという方が多くなります。酷いと胃液が逆流するような感覚に襲われる事もあるようです。胃腸の働きを司っている自律神経が、急激な寒さに対応するためにエネルギーを使っているからとされています。
 背骨の横を通る脊柱起立筋という大きな筋肉の外側のラインと、肋骨が途切れる場所の境目あたりが「胃兪」という胃にかんする経穴です。また、腸骨との境目までたどっていくと「大腸愈」という腸に関する経穴もあります。どちらも膀胱経という排出に関わる経絡に属しますが、胃の働きが悪いと感じるときは大体この辺りの経穴が張っています。
 普通に押しても動かないぐらいの硬さになっていることも多く、無理に押すのではなく大まかにその周囲を指で抑えながら身体を背面に反らせる動きで筋肉の方を動かしていくと緩和させやすいです。
 骨盤の上側は上体を反らせる動きだけでは筋肉を動かしづらい箇所ですので、足を後ろに蹴り上げる動作を利用してください。普段この動きをする人は少ない為、いきなり強く動かすと痛めますので、寝そべりながらクッションなどに足を乗せて脱力しながらゆっくり動かすと良いかと思います。
 本格的な冬はまだこれからですので、無理をせずなるべく身体を温め、筋肉や内臓をゆっくり休めながらお過ごしください。