胃腸のもたれに

季節がだんだん暑くなるこの頃、雨の時期も続き、おなかが重い、食欲が落ちる、という方も多いかと思います。

 

簡単な応急処置として大昔の人がやっていた方法ですが簡単にご紹介します。①まずおなかの左上、肋骨の真下のあたりを、出来るだけ大きく手のひらで覆い、軽く手の重さをかけてじっとしていてください。

自分より人にやってもらった方がなぜか効きますが、こうしていると少しずつおなかの緊張がゆるんでいきます。

②次におなかの左下、骨盤の真上あたりを、やや中心よりに、先ほどと同じように手で覆います。

固い感触があるようでしたら、何らかの理由で腸の働きが弱っている可能性があるかと思います。

これも、同じように軽く手の重さをかけてじっとしていてください。

手でおなかを温めるようなイメージがわかりやすいかと思います。

①はストレスや食べ過ぎによって胃が疲れているとき、②は暴飲暴食やクーラーによる冷え、長時間の座り姿勢などで腸が弱っているときにそれぞれ有効とされている技です。

 

あくまでも、整体技であり、応急処置的なものです。硬さがなかなかとれず、違和感や痛みが続くようでしたら速やかに内科を受診されることをお勧めします。