顔の歪みが生じる仕組み
当店に「整顔」のコースで御予約をいただいた方の主訴の一つに、「顔の歪み」というものがあります。
普段鏡などで御自身の顔を見ていて、目の高さや口角の高さ、頬骨や顎の位置が異なって見える、等のお悩みが多い様です。
先ず、これまでたくさんの方を施術してきた中でほぼ全ての方に言えることが「普段の姿勢」が原因にあるという事です。
ほんの一例を挙げますと、スマートフォンです。
上の絵を見て頂くまでもなく、長時間スマートフォンの画面を見ていて首の後ろが痛くなることに心当たりがある人は多いかと思います。
この首の角度、パソコン仕事が多い人、書き物が多い人、精密作業が多い人、実は多くの方に該当します。
この絵の中で、大頬骨筋と小頬骨筋の流れに沿う形でその奥に頬骨があります。その頬骨にくっつく形で「咬筋」という筋肉があります。
歯ぎしり癖などの原因にもなる筋肉なのでご存知の方も多いかと思います。この咬筋ですが、その真横にある「胸鎖乳突筋」と連動して動きます。一見間が離れているように見えますが、中間のクッション材のような筋肉を挟んでお互いの動きが連鎖しあっています。
そうなりますと、一番最初の絵を見てください。この首の角度だと胸鎖乳突筋はとんでもない角度になっていることが想像できるかと思います。
腕の筋肉です。先程の胸鎖乳突筋ですが、この絵だと分かりませんが実は鎖骨の下側を通りまして上腕筋や腕橈骨筋とも連動しております。ひいては親指の筋肉とも関係があります。前の図で、胸鎖乳突筋は咬筋の近くに有り、咬筋は頬骨にくっついていました。
普段からの姿勢で、
1、最初の図の首回りの姿勢をとる事が多い
2、胸鎖乳突筋が前方に縮む
3、PCにしてもスマートフォンにしても腕を前方に出して、親指の力を使用し続けているので胸鎖乳突筋を下方へ引っ張る力に変わっている
4、咬筋が引っ張られるので噛む力が強くなり、顎関節が歪みやすくなる
5、咬筋と頬骨がくっ付いている為、頬骨を下方へ引っ張って歪ませる力に変わる
6、咬筋は実は強く噛んでもらうと分かる通り、こめかみの筋肉とも連鎖しているので、目の高さを歪ませてしまう原因にもなる
「お顔の歪み」が発生するメカニズムのほんの一例ですが、このような構図が成り立ちます。仕組みを知る事でこういった姿勢を避けたり、
又は首後ろに疲労が蓄積し過ぎた場合は当院の整体で緩和する事も出来ます。
歪んだ状態が長く続くと、それだけ元の位置に戻すのが大変になります。歪みを自覚されましたらお早目に対処される事をお勧めいたします。



