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2019-06-19 08:31:00

ドイツ、バイエル薬品から出た関節系のサプリに関するセミナーです。お決まりの弁当ですが、コメントに値せずという感じです。唯一良かった点は、和食で粗食であったため、今朝の私の空腹時血糖値が正常値に何年ぶりかに入っていたということぐらいですね。まさか、糖尿病の私のために100人余りの弁当のメニューを決めたわけではないでしょうが、こんな弁当を毎日食べていたら私も健康になっちまうな、と思いました。

さて、犬も猫も10歳以上になると変形性関節症が非常に増えてきます。なんと、ポメラニアンの87.5%、スコティッシュホールドの100%が10歳以上になると罹患するという報告もあります。軟骨が破壊されていく疾患っで、軟骨には神経系はありませんので、直接の痛みはないのですが、それ以外の関節周囲には多くの神経が入り込んでおり、軟骨が破壊されることにより炎症などで強烈な痛みになることも多々あります。種にもよるのですが、早めのサプリの投与はかなり効果的な手段であることが、人でも知られていることです。

いつも書いているのですが、横浜の開港記念会館で行われる月1回のセミナーですが、この会館は夜のライトアップが素晴らしく、室内も昭和初期の感じが落ち着きを醸し出していて、セミナー会場としては大好きなところです。内覧もできますので、ぜひどうぞ。


2019-06-14 08:36:00

腫瘍の専門医によるアップデートのセミナーです。これは非常に人気があり夜の遅い時間に始まりますが、相当の数の獣医師が集まってきます。若い獣医師が多いのは、良いことでありますが、業界全体のことを思うと、ちょっとどうかなとも思います。

肥満細胞腫、これは悪性の腫瘍、癌です。ただし、グレードやステージにより切除してしまえば完全に治癒する場合も多くありますが、完全に切除するには、外科医の経験とスキルの差が大きく出てしまうことがありますので、注意が必要です。

アップデートとしては、やはり今流行りの抗癌剤の一種である分子標的薬、この薬はちょっと前までは非常に高価で一般には手を出しにくい物でしたが、後続品なども出るようになり、やや価格も下がってきたので、一般のクリニックレベルでも使われるようになってきました。一部の肥満細胞腫には非常に効果的な薬剤です。以前からの抗癌剤と異なり、特定のがん細胞を狙い撃ちする作用があるので、正常な細胞にダメージを与えないという特徴が非常に優秀であると評価されるところです。

今後の癌治療は、ここが重要なところで、癌は消滅したが、体も弱ってきてしまった、さらには死んでしまった、ということではなく、癌細胞のみ狙い撃ちでき、正常細胞は温存できるような治療法に向かいつつあります。


2019-06-07 08:42:00

こんなことを目標にすることからして頭がどうかしている。そもそも、生き物を一方的に殺すことなど良いわけがない。したがって自治体が考えるべきは、今まで不当にも殺し続けていた命をどのように守っていくべきかを考えて実行していくことであり、その結果、当然不当にも殺されていた命は0となるのである。

目標などを掲げると、また公務員はろくでもないことを考える。一例が、里親に出すことに適さない犬や猫は殺しても殺処分の数には含まないなどと言い始めている。そういう例外の隙間を狙い、安易に殺される犬や猫の数が徐々に増えていってしまうのである。あくまで、殺すことは罪なのであり、やってはいけない行為なのです。その事を念頭に置き、行政を進めていってほしいと考えます。

政策がないわけではないと思います。例えばブリーダーを禁止し、ペットショップで販売できる動物はすべて動物愛護センターに保護された犬や猫とする。家庭で飼育する犬、猫の避妊去勢を義務化する。などなど。とっとやればよいと思うのですが。

 


2019-06-05 08:53:00

昨日は火曜日なので午前診療でしたが、緊急手術が入り午後に手術をしました。夜11時ごろ手術した犬の様子を確認するためクリニックに来る途中、突然オートバイが止まってしまい困っていると、若者が、どうしましたか、と話しかけてくれて、どうやらバイク関係の仕事をしているらしく、色々とチェックしてくれました。結局、動きはしなかったのですが、随分と気持ちが楽になりました。今どき、こういう若者がいるかと思うと、まだまだこの国も捨てたものではないようです。ちょっと考え方を改めようかと思いました。5月3日で63歳になり、日本のというより、世界も終末を迎えているように思っていたのですが、若者のちょっとした行動で心変わりしてしまうほど、まだまだ若輩者の私でした。

バイクはその後、500メートルくらい押しながら歩き、12時まで営業しているバイク屋まで行き、治療してもらい動き出しました。ラッキーでしたが、今日は体中に痛みが走っております。

本国会中に動物看護士が国家資格になることが決まりそうな感じです。非常にありがたいことです。すでに、いつそうなっても良いように私の所の看護士は、国家資格に移行できるような免許を習得しているので安心です。三国看護士長にナース帽をかぶらせようかと考えております。


2019-05-15 15:38:00

企業セミナーです。東レが開発した猫の慢性腎不全治療薬、ラプロスの話でした。お決まりの弁当なのですが、結構高そうな牛丼、まあまあですかね。それもこれも私たち動物病院がこのラプロスを一生懸命に使った結果です。いや、売れている割には、もう一段グレードがアップしても良いのかと思いました。

ラプロス、良い薬です。私も好んで使っております。今後犬でも適応されるということです。これもありがたいことです。

余談ですが、くだらない訳の分からない、細かい、臨床家が聞いてもつまらなそうな質問をだらだらとしていた奴がいて、ある血の気の多そうな男が、内容が細かすぎる、と一喝したら、講師が、そうですよね、細かすぎますよね、と助かったように言っていたのは人間味があふれていて良かった。時々セミナーで自分の知識を見せつけたいのか、やたらとマニアックな質問をする奴がおりますが、ちょっと場を考えたほうが良いと思います。まあ、そういう奴もどこかで開業しているのだから、そういう先生が好きな飼い主様もおられることでしょうから、これ以上突っ込まないようにします。