ごあいさつ

インフォメーション

2017-10-20 09:22:00
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いつも行っている武蔵小杉法政通りの和食、とれたて、この店ではいつでも生マグロが格安で食べることができるので、大変気に入っているのですが、時々、大間のマグロが入荷することがある。ブランド品が好きなタイプでもないのですが、話題性にはついつい負けてしまうタイプです。早速食べてきました。私は赤身が好きなので、写真の赤身、厚めの5キレ、1300円。この値段は何時もの生マグロと同じ値段。大将に、なぜ同じ値段かと聞くと、物は変わりませんよ、と答える。世の中は違うよ、大間のマグロというだけで同じマグロでも1.5倍には跳ね上がるもんだよ、と私が言うと、大将は切っていても変わりないですね、と答える。

食べた私は、どうでしょう。人はメンタルの要素が大きく反映する動物だと、こんな時に強く感じるのです。いつもより旨い。。。かな?旨いようだ。いやきっと旨いに違いない。やはり旨かった。中トロでも300円アップだけ。この機会にぜひ食べておいたほうが良いのではないでしょうか。絶対にこの値段では食べれませんよ。たぶん。。。

それにしても、この店の大将、大変気に入りました。職人たる者、自分の感覚のみを頼りに、また信念を持って仕事をすべきだと感じさせられました。私もそんな人になりたい。

 


2017-10-19 09:18:00

専門医と一般の主治医との違いが大きく出てしまう領域です。

一般的には1次病院にCTやMRIのような超大型で高価な機械はありません。あったとしてもポータブルで性能が極めて落ちるものです。しかし、神経科があるような2次病院では当然しっかりとした機械があるわけです。専門医は当たり前のように単純X線の画像とCTやMRIの画像を見て両者の比較検討をしてるので、ある症例では単純X線の画像だけでもかなりの診断ができるという目を習得しているのですが、私たち1次病院の獣医師は最初から単純X線画像のみで診断していかなければならないので、ここに大きな差が生じるのです。

簡単に言うと、結果がわかっていて単純X線画像を見るか、最初からX線画像のみで判断していくかということです。

結果。この分野を私たちが専門医からアドバイスを受けて学習することはもちろん大切であるが、深入りすべき分野ではない。神経障害は速やかに2次病院を紹介することが私たち主治医の最良の仕事だと考えます。治るものを治すための正しい判断をしていくためです。

本日も面白くないお知らせになってしまったので、もう一言。週一回のセミナーは神楽坂で夜8時から10時まで毎回違う講師がセミナーを開催しております。心臓病学が最も人気のようで毎回満員、一方昨日のような神経系や皮膚病などは約半数。私は基本毎回出ているのですが、この人気の差を毎回、遅いディナーを食べながら一人で比較検討しているのです。クリニックからオートバイで行くので夜の神楽坂、四谷、青山、六本木あたりを通ります。当然夕食は糖尿病患者にあるまじき内容になるのですが、週1の楽しみということで、良しとします。慢性病の動物たちも処方食ばかりではさぞ味気ないだろうなと思う瞬間です。少々ルートを換えれば歌舞伎町もいいな。


2017-10-13 08:41:00
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消化器とか心臓とかではなく、ちょっと話が専門的になってきましたが、私たち医療に従事する者にとって、長年の経験は重要ではありますが、より客観的に状態を評価するためにツールの重要性が最近かなりのスピードで発展しています。医療機械をロボットが操作すればよいのですが、現在ではまだ操作という極めて誤差が出やすい部分を人の手に委ねるため、この部分でできるだけ誤差を少なくするための工夫や決まり事を密にすることにより、よりデータの信頼性を高めていくことの研究がさかんです。それによりわかってきたノウハウを私たちが習得することで診断の信頼性が、より確実なものになるということです。

そこで今回のセミナーは、心臓の左心房の内径が病気の診断や予後判定に極めて重要であるという事実を裏付ける基準として、エコー下で正確な測定を私たちができるようになるための知識やコツを教えていただく内容でした。クリニック内でエコーを行う先生が変わるたびに測定値が大きく変動したり、同じ先生でも行うたびに数値が大きく変わるようでは話にならないわけですね。私のクリニックでは、人による誤差を最小限にするために、エコー担当を決めております。したがって、担当者のスキルが上がれば上がるほど誤差はなくなっていくことになります。と言っても、3次元のことを2次元で判断するには限界があります。非常に高価ではありますが、3次元のエコーがあることはあるのですが、一般のクリニックではまだまだ普及しないでしょう。

次回はもっと面白い内容にします。


2017-10-11 09:08:00
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私が福島の原発事故後に立ち上げました、災害後の生態系がどうあるべきかを考える会。お陰様で1000人以上入会していただき、これからも生態系の重要さが思考の足りない国会議員にも届けば幸せな限りですが、現状をを見ますと、車に乗って、あるいは駅前で他人の悪口の言い合いをする2世、3世議員。お笑いとしては、小泉、小池劇場などは笑えますが、税金を払ってまでも見るほどの価値はございません。

さて、私はかねてより福島の機関困難地域に取り残された生命たちにどのような未来が待っているのか、残念なことにチェルノブイリは地球規模という観点からは、私たちが学習すべき点は少なかったわけですが、ここは日本、世界に向けて、原発事故の顛末を可能な限り学習し、反省し、どうしたらよいのかというノウハウを確立し、配信していかなければならないと思っております。

今回、取り残された産業動物だった黒毛和種7頭を除草牛、つまり除染の一助にすることで殺処分を拒否し、牧場まで作ってしまった若い女性、谷氏から牧場の記念式典に招待を受けたので、会のメンバーの獣医師の矢口先生と造園の専門家の西谷氏と3人で参加してきました。

以前の牧場は圏内でしたが、僅かに移動し圏外に東京ドームほどの牧場が完成し1年。都会育ちの谷氏がボランティアとして牛を譲り受け小さな牧場を継承してから6年以上の月日が流れましたが、その間想像をはるかに超えるような苦労をされてきました。私たちもサポートはしましたが、圏内の近くに移り住み、毎日牛の世話を、まして素人が1人でよくぞ頑張ってこれたと、あらためて感心しました。

谷氏の頑張りに勇気付けられたのでしょうか、あるいはかわいそうにと思ったのか、現地でも年々協力してくださる方々が増えてきました。原発の是非を論じる前に事後処理から真剣に取り組むことを掲げる党が出ないことが不思議でならない。事後処理の重要性と必要性、さらに実行を真剣に取り組んでみたら、もはや原発の是非など論じるに値しないことは明白だと思うのですが。

 


2017-10-06 09:09:00

東京農工大学の准教授のセミナー。国立大学の准教授のセミナーが、2時間3000円で聞けるとは。こういうのをコスパが高いというらしい。コスパ、つまりコストパフォーマンスのこと。内容と費用の関係を精査し、例えば、内容が素晴らしくてかかる費用が安ければコスパが高い、一方内容が素晴らしくても費用が高ければコスパは普通、費用が考えられないくらい高ければ、たとえ内容が素晴らしくとも、コスパは低いことになる。

今回のセミナーを考えると、内容の割には費用が安い。つまりコスパは高いということになる。帰り道、夜中に食べたラーメン、味はいたって普通、値段はやたらと安い、つまりコスパは高いことになる。

本日はコスパの説明で終わってしまいました。

 


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