ごあいさつ

インフォメーション

2018-06-26 16:23:00
v.jpg

私はランチにこだわりますが、味は普通ですがランチによく利用している喫茶店が「V」です。アーケード商店街の2階にあり全体的に昭和のムードが漂っており、なぜか私にとっては癒しの空間となっております。ランチタイムでも喫煙できます。私はタバコは吸いませんが、ここではタバコの香りがむしろ懐かしくも感じられるのが不思議です。本来なら喫煙可の飲食店は絶対行きません。経営者の考え方なのでしょうか、従業員も年齢に関係なく昭和っぽい感じがして躾がいきとどいているような気がします。椅子と机は古く、壁の絵画や写真はいったい誰がアレンジしたのかと聞きたくなるようなセンスですが、なぜかそれらが、己を全く主張しないことで気が休まります。ランチは日替わりで3種類あり、自慢は手作りハンバーグをgで出すところですが、これに関してはちょっと私はうるさいので、滅多に食べません。昔懐かし何とか、がウリです。ナポリタン、確かに懐かしい味。高校時代を思い出します。焼きそば、大学時代に場外競馬場でよく食べた味。これまた懐かしい。オムライス、デミグラスソースではなく、あえてケチャップを上にかけてもらうと、この店にフィットした味になり、子供のころを思い出します。

この店に入るときは、自分がどの時代にタイムスリップしたいか考えてオーダーを決めます。イヤホーンでそのころ流行った音楽に浸り食事をするとグッときます。突然食後のアイスレティーです、聞き覚えのある名詞です。この言い方も経営者の趣味でしょうか。次回の小説があるのなら、ぜひこの店のことを書いてみたいと考えております。


2018-06-24 11:33:00

先週忙しかったのでタイムラグが生じております。昨夜ではなく、水曜日の夜のセミナーです。

一般セミナーで会費制の講演です。夜8時から10時まで神楽坂という他に誘惑の多そうなロケーションで行われるのが微妙です。本日は日本小動物がんセンターの腫瘍の専門医が講師ということで、170人と猫1匹が参加しました。ここで皆様に知っていただきたいことは、獣医師、特に小動物開業獣医師は、私しか知らない皆様はあまり感じてはいないと思いますが、かなりの確率で変人が多いというより、ほとんど私が知っている限りの獣医師たちは、変わっています。実際にセミナーに猫をしかもキャリアーに入れてない、首輪にリードだけで膝に置いておくなどという発想はあり得ないことだと思うのですが、講師が本日170人と猫1匹と言っても、とりたててざわつきもせずに進んでいった現実が恐ろしくも感じました。ちなみに私の席の真ん前に居たので、気になって仕方ありませんでした。

ところで、がんの治療で、獣医師であれば誰でもその気になればできる治療が化学療法です。外科手術とか放射線療法などはある程度の経験と大がかりな機械が必要となるので、誰もがすぐできるというわけにはいきません。しかし、私の経験上、この化学療法、つまり抗癌剤治療は、実は非常に高いスキルと能力が必要です。獣医師の経験と能力が結果に大きく反映するからです。したがって、それを手掛けるものは、できるだけ謙虚に、己を評価し、かつ継続的な学習と基本的な生理や薬理などを繰り返し勉強する必要があります。実際に誰にでもできるわけではないはずです。

ホームページなどで普通の1次病院で腫瘍専門などと書いてあるところがありますが、その自信は凄いなと思います。まるでサッカーのH田選手みたいですね。今回の講師のおられる病院は、腫瘍しか診ませんので、特に宣伝などしなくとも、1次病院の紹介で自然と患者様は集まります。私が思うに、本当にできる先生は自ら得意とか、できるとかは言いませんので、周りから見るとわかりずらいかもしれません。たとえですが、私のところで行う大きな手術を手伝ってくれる友人は、手先が非常に器用で、私が最も信頼している外科医で30年以上の付き合いがあります。彼ほど器用な外科医を知りませんが、実は街の小さなクリニックの普通の獣医師です。やり方次第ではと思いますが、本人はいたって謙虚で、自分の能力を決して過大には評価しません。私は彼をブラックジャックと呼んでいます。また麻酔医も私からみるとかなりのクレバーな獣医師ですが、とりたてて専門医の資格にも興味がなく、生理や薬理の勉強ばかりしております。麻酔医は瞬間的に多くの問題を解決していかなくてはならないので、獣医師の中でも圧倒的な知識と経験が要求されるポジションです。本当にできる人は、謙虚な人が多いということです。私はそんな人たちに支えられてラッキーですが、おまえは何をするんだ、という疑問が出てくるのも当然ですが、まあ居たほうが良い、程度だと思っております。最近は小説を書いております。

医療難民という言葉があります。特にがん患者には多いようです。溺れる者は藁をもつかむ、こういう人、もちろん動物たちを狙った商売は、犯罪です。そういう状況を回避する意味でも、信頼のおける主治医を普段より決めておき、いざという時に適切なアドバイスをしていただくことをお勧めします。どうしても、追い込まれるとネット情報を頼りにしたくなりますが、それは危険です。私は競馬でさんざん痛い思いをしています。これ以上痛い思いをしたくないので、カジノは反対です。

訂正 この記事を書いた時にはH田選手がセネガル戦で得点する前でした。したがって、不適切な例となってしまったことを関係者にお詫びいたします。ポーランド戦も頑張ってくださいね、H田。ちなみに命を懸けて戦いに行く時にいかにもチャライ茶髪とは同じチームになりたくはないのは私だけでしょうか。


2018-06-24 10:43:00

先週は忙しくて、本当は昨夜ではなく火曜日の夜のセミナーです。今回の課題は非常に重要なので、今後折を見て触れていきたいと考えております。

企業セミナーでしたので、弁当の評価ですが、懐石風で、悪くはないのですが、いつも通り、マンネリ化しており、食べる前のワクワク感が全くございません。このお知らせを企業の担当者も見ているとのことですので、一言、値段ではない、安くても頭を使えば、良い弁当にたどり着きます。頑張りを期待します。

セミナーの内容は前回同様行動学のスペシャリスト、米国で専門医の資格を持っておられる先生で、非常に参考になりました。良いセミナーをありがとうございました。

今回のセミナーを通して、以前より疑問に感じていたことで、おおむね解決した点があったので触れておきます。猫は夜行性か昼行性かという点です。以前より或る先生方は夜行性ではない、という表現をされてきました。その理由としては、夜は人と同じようにレム睡眠に入る。これに対立してる理由は、猫の目にはわずかな光の環境下でも見ることのできる、タペタムという夜行性の動物に特有の構造を持つということでした。今回講師が言われたのは、両者痛み分けというところでした。つまり、猫は薄明薄暮型の動物、簡単に言うと日暮れと明け方に活動を開始する小動物を狩りする動物ということです。まあ確かにそいうカテゴリーが存在しているということを学び、とりあえずは納得しました。しかし、本当の意味で夜行性や昼行性を分類する手段は、やはり解剖学的な判断だと考えるのも一理あるのかもしれません。というのも家猫は環境に適応してきたからこそ、まさに人との生活に馴染んできたわけです。太古の昔より夜にレミ睡眠をしていたかどうかは、はなはだ疑問ではあります。ただしこれは素人の私の意見ですので。

問題行動については、細かいテーマごとに書いていきたいと考えております。


2018-06-19 10:22:00
sekaijyuunonekonohimitu.jpg

出版社より送られてきました本のカバーの完成品を掲載させていただきます。1200円+税です。ISBN978-4-344-91785-9です。アマゾンで御購入できますので7月10日以降ぜひお願いいたします。2作目、3作目までの構想はあるのですが、今回の作品がだめなら潔くこの業界からは撤収しようと考えております。

さかのぼること45年前、まだ16,7歳で自分の将来がほぼ決まりました。学校のシステム上理系か文系かどちらかを選ぶしかなかったわけで、そしてそれ以降私は理系の大学を受験するためのカリキュラムを進めることになり、結果文系の道は事実上なくなっていったわけです。そんな私が小説を書くなどとは想像もつきませんでしたが、一つの大きな理由として、ワープロ、パソコンで文章が手軽に書けるようになったことが考えられます。字が下手で、漢字も苦手な私がパソコンではその手のストレスがなく簡単に書けるようになったのです。これは大きな進歩だと感じております。文明に感謝です。


2018-06-18 09:22:00
kennnai.jpg

日曜日の早朝に新丸子ペットクリニックを車で出発。ほぼノンストップで現地、もーもーガーデンに午前10時30分に到着。代表の谷氏はNHKの取材クルーを連れて牧場内を案内中。早速楢葉のボランティアの70代くらいの御嬢さんと桜の植樹のポイントについて相談を開始する。膨大な土地なので、壮大な桜植樹計画を描いていたのですが、農地部分には植樹しないほうが今後のトラブルが少ないという大人の判断で、ちょっと私たちは出鼻をくじかれてしまったが、そこは、たとえ1本であっても桜は桜、その存在価値を考えれば復興のシンボルになるだろうという期待を持ち、代表の帰りを待ちました。

谷氏が戻り、話し合いが始まり、候補地に案内していただき、川に沿った素晴らしい土地を提案していただき、一気に盛り上がってくる。早速現場を確認し、決定。さてこれからが大変ですが、5年後、10年後を見据えて皆で頑張りましょう。

写真は獣医師の矢口先生に異常に懐いている一頭。私が代表を務める「災害後の生態系がどうあるべきかを考える会」の副代表です。


1 2