ごあいさつ

インフォメーション

2019-11-30 17:58:00

12月30日月曜日の午後の診療から1月3日まで休診になります。4日からは通常通りの診療となりますので、よろしくお願いいたします。

休診中の急患についてのお知らせは次回詳しく書かせていただきます。


2019-11-26 09:39:00

富士フィルムが本格的に小動物臨床に参入してきて数年がたちますが、大企業が参入するということはこういうことであるか、というような大きい企画をぐいぐいと提供してきます。私たち臨床家にとってはありがたいことではあるのですが、更なる競争を助長する結果になってきているようです。

全国で5か所、イギリスの大学から来た教授が猫の糖尿病について講演して回るのですが、トピックとしては、インスリンが効きにくい猫が4頭に1頭位いて、これは私も経験するのですが、インスリン抵抗性糖尿病と呼んでいたのですが、実は先端肥大症つまり成長ホルモン過剰症による病態の猫がほとんどであったという報告です。これは以前より専門家の間では言われていたことなのですが、猫では成長ホルモンの測定が困難なため、なかなか症例を集めて報告することが困難でしたが、この度、IGF-1を測定することにより、成長ホルモンを直接測定しなくとも診断ができることが分かってきました。そして、この物質を測定可能な検査機関が富士フィルムVETシステムズという構図になっております。検査費用は結構高いです。セミナーの講師の出張費もたんまりと上乗せしてありますので、桜の会と違い税金ではございませんので、あしからず。


2019-11-22 18:03:00

23日は勤労感謝のため休診です。

お間違いのない様にお願いいたします。


2019-11-11 16:57:00

けやきの会という臨床研究会の主催のセミナーでした。

中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたした状態についてのセミナーということになります。非常に有意義な内容でした。

これらの病気の発症要因は、避妊手術や去勢手術後の肥満、シェルティーやMシュナウザーに多い遺伝素因、肥満、加齢、内分泌疾患などあげられます。人での生活習慣病のように、これからの犬や猫も注意しなければならない範疇の病気になることでしょう。

話はガラッと変わるのですが、異常気象という言葉を現実的には当然受け入れなければならない状態のようになってきてしまいました。昨日までクーラーでしたが、日付が変わると、暖房をしているのが、私たちの現実になっているのです。そこから起こりうる災害に対処するために、あるいは被災した方々を救うために、多くの税金が投入されるべきことは当然のことです。今私たちは、オリンピックや桜の会や皇室行事に至るまで莫大な税金を湯水のごとく使っておりますが、これでいいのでしょうか。

来年は多摩川が氾濫しないように、神に祈るしか一般市民には防衛の手段がないのでしょうか。政治に物申す力さえなくなってきたこの頃です。


2019-11-05 09:22:00
渋谷でのライブコンサート。オフコース、鈴木康博様。

伝説のバンド、オフコースのメンバー、鈴木康博さんのライブを聞きに行きました。ヤスさんは私どもの自由が丘の会の主要メンバーでもあり、私が若いころから尊敬している音楽家の一人でもあります。70歳という年齢からは考えられないようなパワーと未だ全く衰えてはいないスキルの高さには、ヤスさんの日ごろの音楽に対する真摯な姿勢とそれを支えておられる奥様のサポートが重要だったことでしょう。本当に素晴らしいコンサートでした。

オフコースが日本武道館を満員にした1週間は、もはや伝説の話ですが、昨日集まった数百人のファンの方々はおそらくすべてが、その伝説を知る生き証人であり、また彼らもヤスさんと共に長く人生を歩んできた、悲しみも苦しみも知り尽くした立派な人たちの集合体の様に感じたのは、きっと私だけではないと思います。

私も含めて、いい歳の親父たちが涙する瞬間も度々ありました。ありがとう、という新曲、これはヤスさんが長く音楽を続けてこられた感謝の気持ちを語った曲です。私も長く動物の診療を続けてこられたのも、私を支えてくださった多くの方々あってこそと思わされた瞬間でした。今こそ、こんな時代だからこそ、人に心から、ありがとうと叫びたい気持ちになった、昨日の渋谷でした。


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