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2019-11-26 09:39:00

富士フィルムが本格的に小動物臨床に参入してきて数年がたちますが、大企業が参入するということはこういうことであるか、というような大きい企画をぐいぐいと提供してきます。私たち臨床家にとってはありがたいことではあるのですが、更なる競争を助長する結果になってきているようです。

全国で5か所、イギリスの大学から来た教授が猫の糖尿病について講演して回るのですが、トピックとしては、インスリンが効きにくい猫が4頭に1頭位いて、これは私も経験するのですが、インスリン抵抗性糖尿病と呼んでいたのですが、実は先端肥大症つまり成長ホルモン過剰症による病態の猫がほとんどであったという報告です。これは以前より専門家の間では言われていたことなのですが、猫では成長ホルモンの測定が困難なため、なかなか症例を集めて報告することが困難でしたが、この度、IGF-1を測定することにより、成長ホルモンを直接測定しなくとも診断ができることが分かってきました。そして、この物質を測定可能な検査機関が富士フィルムVETシステムズという構図になっております。検査費用は結構高いです。セミナーの講師の出張費もたんまりと上乗せしてありますので、桜の会と違い税金ではございませんので、あしからず。