ごあいさつ

インフォメーション

2019-02-25 08:40:00

前にもお知らせに書きましたが、けやき臨床研究会という、私の30年以上付き合っている友人が副会長になっている、東京農工大学卒業生が中心になり発足された研究会です。この大学は、私の出身の大阪府立大学とは交流が深く、出席されている先生と直接の知り合いではなくとも、話し出せば、その先生ともかなり近い関係であったことに驚くことがたまにあります。

昨日は休憩時間に友人と話をしていて、私が3月の17日に大阪の大学で退官する教授の記念講演の話をしていると、なんと側におられた先生が、その教授と大学の同級生、といっても農工大学は国立ですので、40人くらいしか同級生はおられないのに、そんな方とお会いできるとは奇遇だなと思っていたら、もう1人同級生がおられて、紹介していただきました。因みに、この会の出席者は30人くらいの小さな会でしたが、周りでも私たちの会話に聞き入っていた先生方がおられたので、まだまだ知り合いの輪は広がるかもしれません。

肝心の内容でしたが、現在はCTやMRIなどの普及で診断が驚異的に高まってきたかのように思える呼吸器系ではありますが、若い大学の講師の口から出てきた言葉が、一般のレントゲンでも精査する能力を身に着ければ、ハイテクなどはいらない場合がほとんどである、という見解でした。

無論私は専門医ではありませんが、講師のおっしゃられていることは長年の感覚で正しいと感じております。臨床家よ、もっと勉強しなさい、ということですね。了解でござんす・・・ ・・・。


2019-02-22 08:44:00

小型犬や猫では、自分の要求する食べ物が出てこないと、頑として拒否する子がおります。私も育て方が悪かったせいか、飼い猫に夜中に鳴かれてしまい、クリニックの貯蔵庫まで午前3時にフードを取りに行かされたことがあります。

さて、このことわざを今風に変換すると、安倍と麻生には勝てぬ。というところでしょうか。予算委員会を見ていると、そう思います。せめて、予算委員長が中立であれば、もう少々変わっているでしょう。ここで面白いのは、泣く子を安倍、地頭を麻生と言い換えた点です。ぜひ注目してください。

例えば、私の例でいえば、妻が私の味方とは言いませんが、中立であったとすれば、夜中の3時にわざわざ着替えて、フードを取りに行くこともなかったと思うのです。

戻りますが、そもそも野田が安倍と麻生の味方である上に、後刻理事会で検討するというお決まりの理事会も同じパワーバランスですので、予算委員会などはもともと出来レースなわけです。

敬称を略させていただきましたのは、私の怒りの表現です。

予算委員長が議長役をするのであれば、中立の立場の第3者委員会を立ち上げて、その中から選出すれば、さらに良い議会になると思うのですが。どうですかね。私、やりますよ、失敗しませんから。


2019-02-20 08:57:00

久しぶりに夜のセミナーに出てきました。お決まりの弁当が豪華になっていたので驚きましたが、よくよく見ると量が多いだけで、糖尿病の私にとっては決して喜ばしきものではございませんでしたので、帰り際に、老人も増えてきているので、低カロリー弁当も置いておくと喜ばれると思うよ。と協賛メーカーにアドバイスしておきました。

セミナーの内容は、大学の臨床系の先生らしく興味深いものでした。特に近年新薬が続々と開発されており、実際に多くの先生方が使用されると、様々な不測の事態が現れてくるのですが、一方で、不測ではあったけれど利益に繋がる発見もあります。最近では副作用と呼ばずに副反応と呼びますが、副反応をうまく利用すると、それが主作用になってしまうこともあります。そのようなことは一般に薬の説明書に掲載されることなく、医師の間で広がってくる情報なのです。その手の情報が多く聞けることは大きなメリットとなります。


2019-02-16 08:44:00

過去の国会中継をインターネットで見ていると、お笑いを見るより面白い。なぜだろうと考えてみましたが、お笑い番組は所詮、その手のタレントの芸ですが、委員会などは一般人が真剣にやっているので、本当の面白さが伝わってくるのでしょう。まあ、ドッキリの企画番組が面白いようなものでしょうか。

最近、最も面白かったのは、質問者が時間の関係で質問を飛ばしたのですが、大臣は気付かないで、官僚が作った答えをそのまま読んでしまったことです。つまり大臣は質問など最初から聞いていないということです。

また、事前の質問書に書いていないことを咄嗟に聞いた場合は、総理は答える際に、事前に質問されていなかったので、何とかです、とかならず付け加えています。森羅万象の事を行っている割には、分かっていないことが多いようです。

 


2019-02-09 08:37:00

あまり聞きなれないかもしれませんが、私たち医療関係者が、患者様に関する情報を聞き出すことを、稟告をとる。といいます。動物関連でいうと、当然家族である人々からお話をお聞きするのですが、これが非常に重要なのですが、結構テクニックのいる作業なのです。例えばワクチン接種にいらした方に、よくよく稟告をとると、大変体調が悪いようで、検査の結果、即入院などということも、あるわけなのです。無論ワクチン接種などできるわけがございません。

簡単にいうと、うまく情報を聞き出す技が必要だということですね。しかし、ここにはもう一つ厄介なことがあり、正しい情報を見極めなければならないということもあります。全く世話をしていない家族からいくら話をお聞きしても、偽の情報をつかまされることがあるということですね。

国会中継を見ていると、参考になることが多くあります。知っているのに、答えられないとき、人はどういう表現をするのか。知らないのに、知っているふりをするには、どういうのか。極めつけは、己のアホさを、どう隠し通すか。もっとすごいのは、単純に資料を読んでなかっただけなのに、森羅万象、つまり宇宙の出来事までかかわっているので忙しい、こんな発言をしてしまう人、実際はゴルフやバーベキューする時間はあるのに・・・ ・・・。参考になります。


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