ごあいさつ

インフォメーション

2019-09-26 08:43:00

火曜日のことです。5月に突然逝ってしまった母が眠っている経堂に雨模様でしたが大型バイクでお参りに行ったのですが、帰り際にタイル張りの駐車場で、本当に重たい愛車を転倒させてしまいました。下敷きになりましたが、幸い無傷でしたが、係の方にご迷惑をおかけしてしまいました。以前なら考えられないような状況でしたので、そろそろ私も大型のバイクを引退したほうが良いのではないかと考えた次第です。母の警告かもしれません。

なぜ無駄に大きなバイクにのるのですか、と聞かれます。そういう質問は、面白くないしセクシーでもないですね。答える気にもなりません。しかし、総理や環境大臣のアホな発言を聞いていると、なぜか大型の最新型のとにかく早いバイクに乗り換えたいという感情がじわじわと湧き出てくるような気がするのは、まだ私の魂がほのかに燃えている証拠なのではないでしょうか。

考えた日が、決めた日に変わるのは、まだ時間がありそうです。


2019-09-20 08:55:00

今回のテーマは、ちょっと解説が難しいので、私の考えていることが皆様に十分伝わらないかもしれませんので、ご興味のある方は、個人的に御質問していただければ、可能な限りはお答えしたいと思っております。

まず、ステロイドという薬の特徴について簡単にお話しさせていただくと、おそらく近代医学を薬理学的側面から支えてきた数本の柱の1本に確実になりうる薬剤です。そして今後も私たちは、この薬剤を使い続けるであろうことは間違いございません。

しかし残念なことに、ステロイドという薬剤は効果は強いのですが、効能の範囲も広いというのが、ある時は利点であり、またある時は欠点にもなってきました。それが副反応と呼ばれるものです。例えば、体はほぼ健康ですが関節の炎症だけがある場合、ステロイドは非常に強い抗炎症作用があるので、投与すると体は急速に楽になるのですが、使い続けた場合、例えばこの薬剤の異なる作用である免疫抑制、つまり感染症に対して弱くなってしまうことがあり、健康であったはずの体が思わぬ感染を受けたりして、ただの関節炎から全身性の感染症になり最悪の事態を招く可能性も、使い方次第ではあるわけです。

そこで、登場したのは、すでにお話をしているターゲット療法薬の登場です。つまり、ここでは炎症を抑える効果のみを持つ薬剤の登場ということでしょうか。このように多くの疾患で、それぞれの状態で起こっている体内の細胞レベルの変化に対し、ピンポイント的に作用する薬が次々登場しているのです。その背景には、原因が細胞レベルまで明らかになってきたという病理学的な進歩も重要になっています。

話は違うのですが、今の日本というか地球にとって、環境大臣の職務は、ある意味総理よりも重要かもしれません、決して名誉職ではないし、まして客寄せパンダ人事はいりません。

今こそ、脱安倍!ということで一旦終わりにいたします。言いたいことは山ほどありますが・・・ ・・・。


2019-09-08 09:32:00
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私は2型糖尿病ですので、おやつの重要性は大変よく理解しております。食事制限やあまりおいしいとは言えない療養食を食べている子たちにせめて僅かで良いので、おやつを食べさせてあげたいという飼い主様の気持ちは痛いほどわかります。一方、犬や猫も私のように常に美味しいおやつが出てくるのを待っていることでしょう。そこで、とても美味しいが、何が入っているのかわからないような、・・・・・-ル、みたいなものではなく、療法食と同様のコンセプトで作られた、成分もしっかりとしたおやつが輸入されることになりました。ロイヤルカナンのトリーツのシリーズです。サンプルがあるのでお試しください。

なお、・・・・・-ル、について、よくコメントを求められるのですが、市販のものについては、データ不足のためはっきりと判断はできませんが、全く食欲がなくなった動物が、それをきっかけに食べだすこともあり、まあ結果オーライということにしております。まして、製造元が私の高校の同級生で、昔、実家にお邪魔したこともあるので、深入りしないことにしておきます。


2019-09-05 10:19:00

人で注目されている薬剤の動物での適応という企業セミナーです。この物質、略して5-ALAは糖ダウンという薬の成分で、郷ひろみさんが宣伝していたので有名になっておりますが、血糖値のコントロール以外にも、コレステロール、中性脂肪、腎不全進行抑制効果など様々な効果が期待されている薬です。犬、猫の専用のサプリが発売されておりますが、まずは成人病にどっぷりとつかっております私が試してみます。とりあえず数か月、その変化を血液検査の数字を交えて発表したいと考えております。セミナーを聴講した限りでは結構期待しても良いかもしれません。長生きしてしまったらどうしますか、総理でも狙いますか。


2019-09-04 08:49:00

私が将来を予測している生物の最も役に立つであろう薬剤に関するセミナーです。2018年京都大学名誉教授の本庶博士がノーベル医学生理学賞を授与された研究で、その後製品化されたオプジーボ、抗癌剤です。これを分子標的薬と呼び、これがさらに分子化合物と抗体医薬に別れるのですが、オプジーボもそうなのですが、今回犬用に発売されたサイトポイントがこの後者のカテゴリーに含まれます。

従来よりこの抗体医薬は多分、癌を含む様々な難病の救世主となるのではないだろうかと期待しているのですが、思うように活躍するには、もう少々時間が必要かと思います。まず開発費が莫大にかかっているので、使いたくても費用が掛かりすぎて、一般的に普及することさえもままならないのが現状のようです。

抗体医薬の解説はこの場では省きますが、興味のある方は免疫学の基礎からぜひ学ぶことをお勧めいたします。

さて我々が使うサイトポイント、海外では2年くらいの実績がございますが、犬のアトピー性皮膚炎の月1回で痒みを抑えるという都合の良い薬です。まだ発売されていませんので価格はわかりませんが、私は期待しております。


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