日記
腰痛の対策方法(一部)
季節変わりのこの時期、気温や気圧の変化を感じ取って体温など身体の機能を調節するために自律神経群が働きっぱなしになります。特にこめかみ周りの交感神経とそこに付随する神経群、筋肉群が疲れて硬直しやすいです。
こめかみから順番に首横の胸鎖乳突筋や後ろ側の板状筋、僧帽筋が頭部方向へ引っ張られ、脊柱起立筋や大腰筋、腸腰筋などの体幹を構成する筋肉が連鎖して引っ張られます。
体幹の筋肉が引っ張られて緊張しているところに、新年度が始まってお仕事の面でも負荷が掛かりやすくなりますので、日常の連続姿勢から体幹系の筋肉が更に硬直しやすくなります。
この体幹系の筋肉の周囲を重要な血管が通りますので、筋肉の硬直に圧迫されて血行不良が生じる事が多く、体幹迄の重量を受け止めている腰の前後で更に停滞しやすくなります。
これがこの時期に起きる腰痛の原因の大きなものの一つです。
対策方法として、家の人に手伝って貰う前提ですが、下記の順で運動します。
1,先ずは部屋を暖めて冷えから来る緊張を緩める
2,うつぶせ寝で背骨に沿って首の側から仙骨上までを手の平で軽く大きくさすりながら移動させる
3,膝の後ろを片方ずつ、軽く大きく擦る(筋肉の歪みが感じられたらやや多めに)
4,足首を、くるぶしの内と外を軸にしてゆっくり前後に動かす。指の間が硬直して狭くなっている事が多 いので軽く広げながら動かす。脹脛の筋肉が連動してポンプのように動き出すまで長めに動かし続ける
5,膝下がまっすぐ伸びていることを確認した上で、仙骨辺りを触れる程度に押さえ、脚全体を片足ずつ軽く腰の方へ反らす。動きの限界の位置で止めてそれ以上は動かさずにしばらくその位置でまつ。
15秒ほど待ってから一度脚を下に置き、もう一度反らせる動きを繰り返す
6,何度かやるうちに脚が反らせる角度が大きくなっていくので、背骨横の脊柱起立筋の際を仙骨側から軽く押圧しながら脚の運動を数回繰り返す。
7,押さえる位置を2センチほどの間隔で肋骨が途切れている位置辺りまで移動させながら、ポイントごとに脚の上下運動を繰り返す。
※神経疲労が原因で筋肉が緊張して起こるタイプの腰痛であれば上記の対応方法である程度緩和できるかと思いますので試してみて下さい。
花粉症対策に
今年は例年より花粉の飛散量が多く感じます。
ピークはそろそろ過ぎる頃だと思いますが、風が強い日などはまだまだ鼻炎と目のかゆみが強く出ます。
室内に入ってから一度顔を洗って花粉を落としたうえでの話ですが、簡単なツボ押しで一時的に症状を軽減することが出来ます。
・眼のかゆみの軽減:眼窩の上端、鼻梁に近い辺り→上晴明 ※軽く指の腹で抑えながら血管が強く脈打つような感覚が治まるのを待つ(20秒ほど)
・鼻炎の軽減:耳の真下、首の筋肉との境目にある窪み→翳風 ※軽く指で抑えながらゆっくりと頭を前後ろに倒す運動をする(5~6回)
・アレルギー症状そのものを鎮静化:背骨横にある大きな筋肉が腰の骨とぶつかる境目にある窪み部分→大腸愈 ※軽く指で抑えながら上体を後ろに反らす運動(5~6回)
アレルギーという性質上、ツボ押しですぐに完治する、というものではありませんが、一時的に症状を軽減する方法として覚えておかれると良いと考えます。
足の親指の重要性
気候の変化の激しいこの季節は、腰痛や足の張りなど血流の鈍化から来る症状を訴える方が多く見えられます。冬場の寒い時期も同様ですが、温度変化による神経疲労が伴うため今の時期の方が強い症状になりやすいかと思います。
関節の仕組みの話になりますが、つま先が上方に持ち上げられている時、脛の外側の筋肉が連動します。更に膝の外側、大腿外側が連動します。長時間つま先を上げたままにすると脛の筋肉も大腿の筋肉も外側が硬直し、そのまま歩き出すと足先が内側に曲がったO脚のような歩き方になります。
つま先を上げっぱなしにする日常の動作で多いのは座り姿勢、ハイヒールなどで足首とつま先を固定する歩き方、立ち姿勢でつま先側に体重をかけて前傾でやるお仕事などが考えられます。
逆に親指側を下方に曲げる動きは脛の内側、大腿の内側と連動しますので、親指を意識しながらつま先で地面をつかむようなイメージで歩くことで脚の内側全体の筋肉が連動して使用されますのでバランスが取れて真っすぐに立てるようになります。
足首周りの土台が左右バランスよく立つようになると腰も背骨もその上にしっかり立てられるようになるので腰痛や足の張り、ひいては猫背やO脚の予防にも繋がりますので確認してみて下さい。
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強風は不調の原因になります
ここ数日かなり風の強い日が多いです。花粉の飛散量も多くなるので外出するのが億劫になります。
日中が大分暖かくなってきたこともあり、ついつい着るものが薄くなってしまいやすいですが、吹いている風はまだまだ冷たく、油断するとかなり体が冷えますので注意が必要です。
東洋医学では風は6淫(風邪、寒邪、湿邪、暑邪、熱邪、燥邪)の一つに数えられ、立派な風邪の原因です。漢字でも文字通り風邪と書く通り実は最も不調の原因と考えられてきた要因です。
風邪に関わる経穴は首後ろにある風門、風池が主ですが、治療に関わる経穴であると同時に風邪が侵入する弱点でもあるとされています。先ずは首後ろ全体が冷やされないようしっかり防寒し、冷風を当てないようにする事が重要です。
風に当たり続けると、暖かい時期であっても体温が持っていかれて気持ち悪くなることがありますので、冷えた時はなるべく早めに熱めのお風呂などで身体を温めるよう気を付けてお過ごしください。
顎関節症に関して
2月の寒い時期もようやく抜けて少しずつ暖かくなってきました。寒い時期に冷気から身を守る為に首をすくめた状態が続き、胸鎖乳突筋などの筋肉が硬直している方が多く見えられます。
首が硬直する原因は必ずしも寒さだけではなく、日常生活において頭を前側に倒す時間が長くても、顎下の舌骨筋も含めて固まっていきます。
顎下方向に引っ張る筋肉の力が強くなると頭を後ろに傾けづらくなり、顎周りの噛む筋肉も連動して引っ張られますので段々と硬直していきます。
顎を引いていると噛む力が無意識に強まっていき、口を開きにくい状態まで進んでいきますと「顎関節症」と呼ばれる症状になります。
歯医者さんでマウスピースなどを作ってもらって歯のすり減りを抑える方法が一般的ですが、咬む力そのものが抑えられる訳ではありませんので顎の張りは続きます。
噛む力を押さえるには顎を上に持ち上げる事が重要ですが、上記のように首の前面の筋肉が固まっていると頭を後傾させにくく、無理に動かすと急な動きに対して無意識で更に力が入ってしまう事も考えられます。
対策としては首後ろの頭蓋骨下、頚椎を挟んだ筋肉の左右に窪みがありますので左右を軽く押さえ、ゆっくりと頭を後ろに傾けていきます。途中で動かなかったり痛みが出るようであればその位置で15秒ほど止まり、一度元の位置に戻ってからもう一度ゆっくり後傾させてみて下さい。
動きを止めるときにきついようでしたら椅子の背などに頭を置いた状態で止めても大丈夫です。
根気よく、顎が持ち上がるまで頭を後傾させて動かせるようになると噛み締める力がかなり軽減しているかと思います。
また、寝る時もこの首が稼働する状態をキープするために、枕と布団の間の隙間にバスタオルなどを丸めて挟んでおくことで、寝ている間に首前側を引き締めて強く噛んでしまう症状を予防できるかと思います。



