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2024 / 02 / 19  08:00

卒業制作展

卒業制作展

半年間4年生を見て来て、その展示である。

最後の授業で意見を言って終わったのだがその時の絵と全く違っていた。

なかなか手が進まない生徒ばかりで最後の時点で成績を付けたが、絵がよくも悪くも手数が増えていた。

ただ全体的にはやり込みが弱い。

始めるのが遅いと言ってしまったらそれまでだが自分としてはそこを評価にする。

観覧中に気づいたが賞もついていてそれらについては納得のいくものだった。

自分も高得点をつけていたので他の先生と違いがなかったのではないだろうか。

こう言う成績の裏側の方に立つ身分になると自分が生徒の時に成績が悪かった理由も実感できる。

 

日本画の教員として意見するとすれば外の世界を見てほしい。

ここの生徒は外界との接触が少なく内にこもっている。

なので絵の表面も中身も外気に晒されていない。

作家として続けることはないようなのでここまででいいのかも知れないが続ける人には外界、京都以外を知ってほしい。