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2024 / 01 / 21 08:00
額装
金鳥さまに寄贈作品のチェックと手入れをしている。
裏を黒色から白色へ塗り変えた。
一番最初は白のサーフェイサーが綺麗であったが、ガラスに裏側が映った時に明るくなるのがよくないと思ったのと額装の下地を黒にするつもりだった。
が、寄贈にあたって下地は白が一般的には好まれるので変えた。
自分の寿命を考えるとあと30年も生きられるかどうかであるし、その先も金鳥さまに保有していただくことを考えると丁寧に仕上げておかねばならない。
死んでから額装を外し、変える事にでもなった時、汚い裏側では恥ずかしい。
てなことを、京都の画商さんがよく言っていた。
ストレートに上記のようなことではないが、見えないところも手を抜かないように、と。
とても良い指導で頭に残っている。