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2023 / 07 / 02  08:00

教え子との会話

教え子

くどやま芸術祭に参加駿河今回は金鳥の大きい目の作品を描く。

とは言っても昔のホーロー看板と同じくらいの大きさなので作業場でこなせる大きさである。

その支持体を以前勤めていた教室の生徒に作ってもらうことにした(画像は彼の作品の焼き物の一断片)。

受験の時からその立体を作る力には目を見張るものがあったので、SNSでの再会により連絡を取ってみた。

もうすでに著名な作家として活動しているので安い仕事でお願いできるか不安であったが引き受けてくれた。

しかも受験生の頃よりも、当たり前だが、かなりの技術で仕上げてくれた。

それを持ってきてくれたのでお茶をしに行ったのだが日本の芸術家に対する搾取を嘆いていた。

かなり大きい芸術祭に参加しているのだがそのキュレイターに搾り取られるようだ。

しかしどここでも同じようなものかもしれない。

自分を鑑みると、最初の画商さんは支払いは遅いし、きちんと計算しないし、変な仕事を取ってきてやらせるのはいいのだがお金を回収できず、と言うようなことばかりであった。

このお茶はその嘆きと加齢の話に花咲いた。

病気や具合の悪さを語るのは本当に老人化していると感じる。