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2021 / 05 / 05  08:00

美人画の神髄〜歌麿の技の錦絵〜

美人画の神髄〜歌麿の技の錦絵〜

日曜美術館で歌麿をやっていて鑑賞。

戦さもない平和な時代ではあるがその反面、統制も厳しく手を変えて作品発表していく様が勇ましい。

自分の纏シリーズでは好んで歌麿を使っていた。

西洋的なトルソに平面的な女性像がよく合うと考えたからである。

幕末ではないので色は地味なせいか曇っている印象を持つのは自分だけか。

テレビでは春画を放送できないので魅力の半分しか出ていないかもしれない。

西洋でも日本でも遊女は魅力的な題材だ。

人間のいろんな面が出てくる場であるし絵になる。

現代の美人画はめちゃくちゃ上手いがこのような面白い表現にはなかなかならない。

出演の美人画家の絵もかなり現代的で美味さが光っている。

江戸時代はずっと興味深い時代である。

https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/L86GKJLJZR/