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2017-08-21 17:37:00

 私は今年のチタケ採りを終わりにし、秋に備えて英気を養っています。

チタケは場所によってまだ採れると思いますがピークを過ぎた今年はもう終わりにしました。

チタケ狙いの方は、標高が高い地区が狙い目です。

 

昼間はキリギリスが鳴き、夜はコオロギの合唱・・・蝉の声もどこか弱々しく聞こえ、町中の桜が一部で紅葉が始まっています

 

 

雨のち雨、のち時々雨・・・今年は冷夏で雨が多く、地面の温度が低いので秋キノコが8月末から9月上旬に始まる予感がします。

キノコの発生は、雨・気温に加え、地面の温度が重要です。

地面の温度は気温の変化よりもゆっくり変化するので、気温が下がっても地面の温度が下がるまで時間がかかります。

今年は「真夏の照り込み」がありませんので、地面の温度が上がらなかったのでその分チタケの始まりが遅くなったと思われます。

毎日雨に打たれた地面は温度が下がり、秋キノコが始まる条件に早く到達すると思います。

 

奥会津の山々は晩夏から初秋のキノコ(食べられるのは、マス茸・楢茸もどき等一部種類だけですが)が早くも終わりの時期を迎えています。

 

秋キノコが何時始まってもおかしくないので、目が離せないです。

何時始まっても旬を逃さず秋キノコを愉しむ上でお早目のご注文がお薦めです。

 

 今日は、地面から出るキノコについて徒然為るがままに・・・

 地面から出るキノコは、落ち葉等を分解して養分とする種類と、樹の根に菌床を造り樹とキノコが助け合って生きている種類に別れます。

 樹と助け合うキノコは、松茸・香茸・本しめじ・霜降りしめじ・ほうき茸等で、毎年同じ場所に出ます。

 樹はキノコから特別な養分を受取り病気にならず、キノコは樹からご褒美に成長する養分を受けとります。

 

落ち葉などを分解して育つキノコは、ショウゲンジ・網茸・初茸等で、出る場所が毎年動きますがそれでもほぼ同じ場所に出ます。 

 

どちらも自然の林を維持する上で、大切な役割を担っています。

 食べられないキノコを蹴飛ばして歩く方が多いですが、そのキノコも役割があります。

私はそのままにしておきます。


2017-08-20 09:04:00

19日9時頃から土砂降りになりずぶ濡れになりました

チタケは雨に当たり傘が開いてあちらこちらで倒れています

蕾や中開きの極上品は一割程度・・・私以外誰も入らない山でこの程度、複数の人が入る場所でのまとまった量の収穫がかなり難しくなりました

幼菌が殆ど見当たらず、今年のチタケは一部の地域を除きほぼ終わりの様です

昼間はキリギリスが鳴き、夜はコオロギが協演・・・気が付けば当地はすっかり秋です

盛りだった「楢茸もどき」が終わりの時期を迎えつつあり、香茸の親戚「ケロウジ」が早くも姿を見せています

香茸の始まりも遠くはなさそうです

キノコが生育するには適度な晴天も必要なので雨が多過ぎるのが気がかりですが、今月末には「裏紅布袋しめじ(通称一本シメジ)」等、秋キノコが始まる予感がします

 

お昼頃に雨が上がると、少し離れた場所で落ちた枝を踏む「パッキン」と音がしてそちらを見ると何者かが其処に居た気配があり立木がかすかに揺れています

姿を見る事が出来ませんでしたが、ニホンカモシカか日本鹿でしょうか・・

 

 

 


2017-08-17 15:52:00

本日チタケの様子を見て来ました

今年始まりが遅かった場所で、赤チタケで丁度良いサイズの極上クラスがポツポツ出ていますが、数がめっきり減りました

殆どのチタケは毎日の雨で一気に成長し傘が開いて上を向いています

今年のチタケは盛りの時期が終わり、今後はポツポツ採れる程度でしょう

これからチタケ採りで奥会津の山に入ろうとお考えの方は、お早目に

赤っぽい花ホウキ(食べられません)・ナラタケもどき(晩夏から初秋に出る鍔が無いナラタケ)・灰かぶり等、晩夏から初秋のキノコが盛りで、秋遠からず・・・と感じます

 

 

 


2017-08-15 11:44:00

連日雨が降り、夜は肌寒い位の気候が続いています

この先1週間程この状況が続く予報です

やっと本格化したチタケは雨の恵みを受けて一気に大きくなり、開いた傘が水を吸います

キノコの重心が上に為るので、雨水を吸った自分の重さに耐え切れず倒れてしまい土に還ります

奥会津の山は「釈迦しめじ」「楢茸もどき」「灰かぶり」「花ホウキ」「コウモリ茸」・・・晩秋から初秋のキノコが姿を現し、秋に切り替わりつつあることを物語っています

今日は雨でお休み、雨の晴れ間を縫って山を歩いて見ますがその時にはチタケもほぼ終わっていると思います

このままですと、今年の秋キノコが早く始まると思いますが先のことは判りません

 

 


2017-08-14 21:13:00

今まで出ていなかった場所でチタケが始まりましたが、一気に終盤戦模様です

連日の適度な雨で、チタケが一気に発生・成長し多くが傘が大きく開いています

丁度良い極上品もありますが、次に極上品に育つ幼菌の姿が僅かしかありません

黒チタケもあちこちで盛りを迎えており、赤チタケの盛りが過ぎ去りつつあることを告げています

後、一日二日でほぼ終わってしまうかも知れません

残る場所は標高が高い場所の北斜面・・・

晩夏から初秋にかけて朽木に群生する「楢茸もどき」があちこちで姿を現しています

今年の会津の夏は気温が平年並みより低く、しとしと丸一日降り続く雨の日が多いので、早くも秋の準備中です