インフォメーション

2020-01-30 10:39:00
雪が積もって欲しい願いが天に届かず、会津は大雨になりました
今の時期、豪雪ではなく大雨・・・が異様です

タラの芽も、今年は里山も高山も早く芽吹き、あっという間に終わる予感がします
例年は里山が終わった頃に残雪が有る高山で芽吹き始めるので、収穫期間が長く収穫量も多いですが、雪が無いと困ってしまいます

タラの芽は陽当りが良い荒地に自生します
杉林を伐採した跡地等に多いですが、7,8年もすると枯れて消えてしまいます
林業が衰退し杉林が伐採されなくなった奥会津地方はタラの芽が激減しています
タラの樹の枝を折る等、心無い採取者も多く乱獲がタラの芽の減少に拍車をかけています
私は、杉林を定期的に伐採している地区を巡り歩きます
毎年、タラの芽が枯れて消えてしまった場所が生まれるので、新たな場所を探すのもタラの芽採りの醍醐味です

雪が無い事が気がかりですが、春の光を浴びながら・野ばらの棘と闘いながら・・・タラの芽を求め山々を巡り歩く日を指折り待つ今日この頃です

タラの芽の季節迄2か月半、お陰様で数多くのご注文を頂いております
お届けはご注文受付順となります
ご準備が御済でないお客様にはお早目のご注文をお薦めします

2020-01-24 02:23:00
奥会津は暖冬で、積雪がありません
営業できないスキー場が多く、周辺ホテルや民宿もキャンセル続出
雪祭りも中止会場が続出です
除雪業者も仕事がなく困っています

熊も冬眠できない様で、目撃情報がニュースと為っています
今の時期 山に熊の食べ物が無いので熊も里山に降りて食べ物を探すしかないのです
熊も異常暖冬の被害者ですねえ
極端なドカ雪も困りますが、雪国は雪が無いと困ってしまう事が多いです

雪が無い冬の経験がありませんので、今年の山菜がいつ始まるのか全く読めないです
旬を逃さぬよう例年より早く下見に出掛けるしかありません

里山も山奥も同時に芽吹いてしまうと、収穫が追い付かず収穫量が少なくなります
異常気候に振り回され、今年は特に山菜の収穫に難儀しそうです

どうか雪が降ります様に・・・と毎日神様にお祈りしています

例年ですとフキノトウの始まり迄1ケ月半、4月中旬にタラの芽、4月下旬にコシアブラが始まるのですが、今年はどうなるのか・・・
いつ始まっても旬を逃さず、年に一度だけの愉しみ、天然山菜を愉しめるようお早目のご注文が安心です

2020-01-10 10:26:00
奥会津地方は雪がない暖冬が続いております 山菜は気温だけでなく、地面の温度・陽射しの強さ・日照時間を感じて芽吹きますので雪が少ないだけで早く始まるとは限りませんが、今年の始まりが楽しみです 昨年も、フキノトウ・タラの芽・コシアブラが群生する新たな場所を見つけました 今年も、今から地図を眺めながら山菜が群生する新たな場所を見つけて小躍りして喜ぶ自分を妄想しています 正夢となるか、皮算用に終わるか・・・ 山菜は種類ごとに群生する場所と時期が異なります タラの芽は伐採林跡の荒れ地、コシアブラは直射日光が当たらない杉林の中に群生します 地図だけでは判らないので、行ってみたら藪で歩けない場所だったという事もあります 秘密兵器を使って事前情報を集め、シーズン前に下見に出掛けて手にすることが出来ます 3月上旬にフキノトウ、4月半ばからタラの芽、4月後半からコシアブラ・山ウドが始まります 春の日差しを浴びながら山々を巡り歩く日を楽しみに待ちながら、私はコタツの中でもう少し冬眠を続けます
2020-01-03 22:37:00
新年 明けましておめでとうございます
今年もご満足いただける「旬の山の幸」をお届けします

寒い日が続きますが皆様お住まいの地方は如何でしょうか?
奥会津地方は穏やかなお正月の三が日で、積雪しておりません
今年も雪が極端に少なく異常気候で幕開けしました

人間の生活には不便な雪ですが、山菜にとって大切な雪です
深い雪に覆われる事で地下に蓄えた養分が糖分に変わり、甘みが強い山菜が芽吹きます

雪が少ない地方の山菜が苦味が強く、豪雪地帯の山菜が美味しいと言われるのは雪の贈り物と言えますね
奥会津の冬はやはり雪が似合います

もう2か月もすると、フキノトウが始まります
フキノトウは、昨年の秋には小指の先ほどの芽が出来ていますが、この頃はとても苦いです
雪の下で冬を越す事で、春先に苦みが和らいだ瑞々しいフキノトウに変わります
雪の下でも、陽が当たる時間・日差しの強さ等を感じて春の到来を知り大きくなり始めます> フキノトウは、地面の表面を削ったり掘り返したりした場所に多く出るようです
親のフキが密集している場所はフキノトウが少なく、「まばら」に自生している場所に多いようです
辺り一面フキが自生すると、種が芽を出せる場所が無い事を知っているかの様で不思議です

フキは好みの土壌がありますので、野生のフキの根を掘り返して自宅の庭に植えても、土壌が合わないと2年ほどで根が消えてしまいます
フキノトウは、簡単に採れるので乱獲され出る場所が年々少なくなっています
貴重な山の幸、大切にしたいものです

冬が始まったばかりですが、3月上旬に早春の使者フキノトウ、4月中旬には山菜の王者タラの芽が、4月下旬には山菜の女王コシアブラやコゴミ、山ウドが始まります
年に一度の楽しみ、旬の山菜を愉しめる日がやってくることを指折り数えながら私はもう少し冬眠を続けます

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