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珍しい事ではありませんが、猿と遭遇。
残雪の残る斜面を食べ物を求めて歩き回っています。
陽当りが良く所々雪が消えている場所で落ち葉の下に隠れているドングリ等木の実を探して食べます。かなり離れた場所を歩いていたので私のデジカメではこの画像が精一杯。カメラのフラッシュが光ったのでしょうか、こちらに気が付きじっと様子を窺っていましたがやがて林の中に姿を消しました。
大分暖かくなったとはいえ、今の時期は未だ若芽が出ていないので彼らにとっては厳しい季節が続いています。雪が消えた斜面が無ければ特定種類の木の皮を剥いて食べ、必死に生きています。この2週間程を乗り切れば奥会津の山々にも春が訪れます。
笑い話ですが、
猿はタラの芽を食べないけど、コシアブラは大好きです。
同じウコギ科の親戚ですが・・・
タラの木には大きく鋭い棘が有って猿も登れない、コシアブラには棘が無い。猿が多い地区ではコシアブラ狩りを猿と競争です。
道路脇の伐採林跡に林の様に並んで自生するタラの芽の木々(たらの木)。残雪に覆われている斜面にタラの木が並んで自生しているのが判りますか?
この場所は伐採後数年なのでタラの木もまだ若く少し小振りですが樹高が1.5〜2m程で、固まって生えていますので採取するのに手頃な場所です。林道脇で楽に近づけます。
山菜狩りガイドではこういう場所にご案内する予定です。
私がタラの芽を採取する場所は新潟・福島一円ですので場所により旬の時期が異なります。この場所はGW終盤からGW明け頃が旬と思われます。
タラの芽は一本の枝に次から次へと出ませんので、一本の枝先から一個だけ頂いたら今年その枝では採りません(採ってはいけません)
一か所あたり一年に1回、せいぜい2回だけ収穫し、タラの芽前線を追いかけて次々と場所を替えて採取しますが、こういう手頃な場所は多くありません。
山菜狩りガイドお申し込みをご検討の方はお早目のお申し込みをお薦めします。
陽当りが良い沢では雪融けが進んでいますが、沢は山から吹き下ろす風の通り道なので周囲よりも寒く感じます。
沢沿いに多く自生するネコヤナギは産毛を纏い寒さに耐えています。
産毛は太陽光線に当たりキラキラと輝いています。
風に揺られて太陽光が当たる角度が変わると赤身を帯びて見えたり銀白色に見えたり・・・美しさに暫し見とれてしまいます。
ネコヤナギの芽も大分大きく膨らんできました。
もう直、沢沿いで一番早く美しい薄緑色の芽で春本番近い事を告げてくれるでしょう。
陽当りが良い場所に、ワサビと山人参(しゃく)が顔を出していました。
周囲には残雪が有りますが、雪融けして直ぐに新芽をだす生命力に感動します。
天ぷら・お浸しが美味しい山菜です。