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2019-01-31 14:31:00
間もなく節分、そして立春を迎えますね 関東以南から春の訪れを告げるニュースが多くなってくるこの頃です 今年の太平洋側は異常な雨不足で、梅や桜の開花が遅れるかもしれませんね 川が枯れ、海から遡上する鮎やウナギの稚魚も困っているでしょう 山から海に流れ込む鉄分が減る事で、海藻が育たない「磯焼け」と呼ばれる現象に繋がる事も心配ですが、これも人間が招き寄せている地球温暖化の影響なのでしょうか 奥会津は、これから先2週間ほどが一年で寒さが一番厳しく雪が多くなる時期です そして2月も半ば頃になると、吹雪の合間の晴れた日に抜けるような青空が広がる日が多くなり、微かな春の足音が聞こえる様になりますが・・・今は一面雪景色 フキノトウは雪の下で寒風から守られじっと雪解けを待っています 雪の下の地面は凍る事が有りませんので、雪は北風から守ってくれる布団です 雪国の雪は山菜にとって試練でもあり、守り神でもあります 試練を乗り越えた者だけに春が訪れます フキノトウが始まる時期迄1ケ月余り・・青空の下フキノトウを摘む日を夢見ながらもう少し冬眠を続けます
2019-01-25 01:01:00
会津地方は最高気温が氷点下でも雪が少ない冬でしたが、この数日でやっと平年並みの雪の深さに為りました

タラの芽やコシアブラ等、雪国の樹は、雪に埋もれても「しなやか」に曲り雪の重みに耐え・・春の訪れをじっと待つ日々が続きます
しなやかに曲がる事で雪の重みで枝が折れてしまう事が有りません
自然の適応力にいつも感心します

雪融けが進むと、曲がっていた幹や枝がその反発力で雪の下から一気に起き上がり陽を浴びて芽が膨らみます
雪を払いのけ、雪の下から突然起き上がる時の大きな音に「熊が出たか‼」といつも驚かされます

日本が誇る「香菜」・・・コシアブラの樹は雪国だけに自生します
雪国の自然に適応しているので、関東平野に植樹しても暑さを乗り切る事が出来ず1,2年で枯れてしまいます
厳しい冬を乗り切る者だけが、北国の春を迎えることが出来ます

1月末から2月初旬が、最も寒い時期になります
外は吹雪・・・私はもう暫く冬眠を続けます

3月上旬からフキノトウ、4月中旬には山菜の王者タラの芽が、4月下旬には山菜の女王コシアブラ、山ウド・コゴミ等が始まります
春の訪れが待ち遠しい今日この頃です
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