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2019-01-25 01:01:00
会津地方は最高気温が氷点下でも雪が少ない冬でしたが、この数日でやっと平年並みの雪の深さに為りました

タラの芽やコシアブラ等、雪国の樹は、雪に埋もれても「しなやか」に曲り雪の重みに耐え・・春の訪れをじっと待つ日々が続きます
しなやかに曲がる事で雪の重みで枝が折れてしまう事が有りません
自然の適応力にいつも感心します

雪融けが進むと、曲がっていた幹や枝がその反発力で雪の下から一気に起き上がり陽を浴びて芽が膨らみます
雪を払いのけ、雪の下から突然起き上がる時の大きな音に「熊が出たか‼」といつも驚かされます

日本が誇る「香菜」・・・コシアブラの樹は雪国だけに自生します
雪国の自然に適応しているので、関東平野に植樹しても暑さを乗り切る事が出来ず1,2年で枯れてしまいます
厳しい冬を乗り切る者だけが、北国の春を迎えることが出来ます

1月末から2月初旬が、最も寒い時期になります
外は吹雪・・・私はもう暫く冬眠を続けます

3月上旬からフキノトウ、4月中旬には山菜の王者タラの芽が、4月下旬には山菜の女王コシアブラ、山ウド・コゴミ等が始まります
春の訪れが待ち遠しい今日この頃です