インフォメーション
奥会津地方で残雪が残る場所はフキノトウが盛りです
新潟平野部ではタラの芽が始まる頃なので、昨日遠征して様子を見に行って参りました
新潟県北部のソメイヨシノは蕾が丸く膨らみ真っ赤になっていますが、殆ど咲いていません
少し早いな・・と思いつつタラの芽が群生する場所に行きますと
・・案の定、陽当りが良い場所で小指の先程の大きさ1cm程に為っておりますが、収穫出来るのは1週間程先の様です
コシアブラの芽はまだ小さく固く暫く先です
タラの芽・コシアブラ・・・今年は発送開始が昨年より数日遅れそうです
タラの芽群生地の内、一か所が重機で全て伐採されておりガッカリですが又新しい群生地を探します
帰りに新潟県の名物「へぎ蕎麦」を満喫し、明日から暫く続くフキノトウの収穫・発送の英気を養いました
この数日、暖かい日が続き一気に雪融けが進んでいます
昨日はフキノトウを採っていると右目視界の端に違和感と何かの気配・・・・
改めて右側を視ると、焦げ茶色で1m程の蛇が・・・
蛇が大の苦手な私は「ワッ・・」と声を上げのけぞりました
フキノトウの周辺は昨年のフキの葉が地面に落ちて黒っぽく変色しているので、焦げ茶色した蛇の存在に気が付かなかったのでしょう
マムシではないのを確認したら、急に悪戯心が出て尻尾の部分を触ると蛇が嫌がって残雪が残っている水に潜って逃れようとします
蛇にとって冷たい今の時期の雪解け水が辛かろう・・と悪戯を止めました
空には鷹が舞い蛙や蛇が冬眠から目覚め、賑やかになりました
フキノトウは山間部の残雪の周りだけでしか採れなくなりましたが、山人参が旬を迎えました
タラの芽・コゴミ・コシアブラが始まるまでもう少しです
画像は電線の上から獲物を探す小型の鷹です(手ぶれが酷くピンボケですね)一定の距離以内に近づくと必ず飛び去りますので是が精一杯です
毎日ほぼ同じ場所に姿を現します
鷹の種類に詳しくありませんので種類は判りません
奥会津でも鶯の初鳴き聞きました
まだまだ上手に鳴けません
春先は上手に鳴けないのは何故かしら・・と毎年思います
湧き水が流れ込む田んぼには引き蛙の卵が産み付けられており、命の息吹を感じます
画像は蛙の卵です
昨日は穏やかで暖かい一日でしたので、フキノトウが一斉に開いてしまいました
陽射しが強くなるこれからは、雪の下にあっても雪を通して陽射しが当たり開いてしまうフキノトウが多くなります
会津盆地の平野部でのフキのトウはほぼ終わりです
これからは山間部の残雪が多い場所に行かないと蕾のフキのトウを収穫する事が難しくなりますが、問題はその場所に行けるかどうかです
山陰や木立で陽当りが悪い場所は路面に残雪が残り車で進めませんが、それもフキノトウ採りの一部です
1週間後には新潟方面でタラの芽が始まると思われます
新潟方面でタラの芽が始まると、会津でタラの芽が始まる4月下旬まで泊りがけで遠征します
会津はこの2日間とても寒く、峠付近では雪が舞いました
マフラーを首に巻き、毛糸の冬帽子を被っていても北風が身に沁みます
それでも、鷹のつがいが空を舞う姿に収穫の手を休め見とれています
一羽が近くの松の樹に降り立ちましたのでよく見ると、大きな巣が見えました
鷹の巣を見るのも初めて、巣にしゃがみ込む親鳥を見るのも初めてでとても感動しました
無事2世が巣立って欲しいものです
会津でも標高が低い場所はフキノトウが終わり、これからは次第に山間部の残雪の周囲でフキノトウの収穫を続けます
桜は一定時間寒さを経験しないとしっかりとした花が咲かないそうで、地球温暖化で鹿児島県の一部では今年の桜が一部しか咲いていないそうです
山菜も同様で、雪国の厳しい寒さを耐え抜くからこそ春に生命力が爆発して瑞々しく美味しい山菜が採れます
今シーズンの冬は暖冬で始まりましたが、3月に入り降雪量が増えましたので良い山菜を期待出来そうです