インフォメーション

2017-01-31 03:26:00

年に一番寒いこの時期に、豪雪の後に暖かくなる・・・まるで2月下旬から3月初旬の異常な気候ですね

今日は標高1000m付近でも雨で、先日の大雪も会津では大分融けてしまい積雪量が平年より大分少なくなりました
積雪量が少ないと山菜が早く終わってしまうので、気に為るところです

今年も春が早くやって来そうな気がします
皆様お住まいの処は如何でしょうか

今日も、コシアブラの続編を徒然なるままに・・・

コシアブラはタラの芽と兄弟関係なので若芽が美味しく猿の大好物です
でも猿は美味しいタラの芽を食べようとしません
何故でしょうか・・・??

猿も素手でタラの芽の樹を登れないから・・です

香りが強い・独特のクセが素晴らしくて猿も大好物のコシアブラですが、旬の時期より早く「水栽培品」が出回る事があります
「水栽培品」はコシアブラの枝を切り取り、生け花の様に室内で水に漬け早い時期に芽を出させます
天然物と外見上見分け付きませんが、根が無いので養分が足りず風味が劣ります
余りに早すぎる時期に出回るコシアブラは注意が必要ですね


2017-01-28 02:46:00

 

各地から豪雪の便りが届いております

 

皆様お住まいの処は如何でしょうか

 

奥会津地方も大雪に見舞われましたが、今回の大雪で積雪量がやっと平年並みに近づいた・・・という状況で、12月から1月半ばまで極端な暖冬であった事が判ります

 

気温の寒暖差が大きくなっておりますので、風邪等お召しに為らぬようお気を付けてお過ごしください

 

 

 

今日は、先日に続きコシアブラの続編を徒然なるままに・・・

 

 

 

コシアブラ・・・と言えば「天ぷら・お浸し」が定番料理ですね

 

でもそれだけではもったいない

 

コシアブラは日本が誇る「香味山菜」ですので、調理方法次第で驚きの料理に為りますよ

 

 

 

「香りと独特のクセを活かす」のがポイントです

 

・コシアブラご飯

 

 炊き込み御飯、または炊き上がった御飯に混ぜる

 

・コシアブラのふりかけ御飯

 

  コシアブラを刻んで塩と一緒に軽く炒って、御飯のふりかけに

 

・同じ発想で・・・コシアブラのチャーハン

 

・パスタ、シチュー コシアブラ風味

 

・佃煮

 

 甘辛く佃煮にします

 

・寿司ネタ

 

 コシアブラを軽く湯通し、そのまま寿司ネタに

 

 銀座の寿司店の裏メニューだそうです

 

 

 

もう少し詳しくは、商品ページに紹介してありますのでご覧ください

 

 

 

日本には様々な「香味野菜」が溢れていますね

 

コシアブラは香りが強く独特のクセが魅力ですので、他の香味野菜の料理を参考にすれば

 

御紹介した料理以外にも驚きの世界が拡がると思います

 

新しい料理が出来ましたら、ぜひ教えて下さいね

 

 

 

やっと平年並みの積雪になりましたが、今年のコシアブラがいつ始まるか・・

 

今後の積雪量と春の気温次第です

 

全ては山の神様の思し召し・・・我が家も「山の神」にはかないません??

 


2017-01-22 04:19:00
天然きのこ・天然山菜の奥会津旬彩館です
奥会津も大雪になり山も里も雪に覆われ眠りに就きました

さて先日のタラの芽に続き、今日はコシアブラについて徒然なるままに・・・

コシアブラは20年程前まで「知る人のみぞ知る」・・・田舎蕎麦屋の山菜天婦羅で時折出される程度、知名度が低かったです
山菜の女王と言えば「タラの芽」ですが、最近コシアブラの人気急上昇で山菜の「新女王」として取って代わろうとしています
タラの芽・コシアブラ 優劣つけ難く、タラの芽・コシアブラ両方をご注文する方が多くなっています
兄弟の関係で、うるし・ハリギリ・ウコギが兄弟・・どこか風味が似ている所がありますね
山ウドもウコギ科で、強い香り・クセが強いところが似ています
山ウドはタラの芽やコシアブラの様な「木」ではありませんので、従兄弟(いとこ)同士の間柄でしょうか・・・山ウドも成長すると「ウドの大木」と言われますけど「木」じゃありません

さて、コシアブラが好んで自生する場所・条件は謎が多く私も良く判りません
私の経験上は
・薄暗い杉林の中/比較的明るい雑木林の中/緩やかな山の尾根筋/道路脇/伐採林
どこでも群生します
不思議な事にコシアブラが群生する地区と、殆ど見かけない地区にハッキリ別れます
隣り合わせで山が繋がっていても群生する地区・出ない地区に別れるます
奥会津や新潟でも、出ない地区が沢山あります

コシアブラ収穫の難しさの一つは、この極端な群生場所の偏りにあります
もう一つの難しさは、同じ場所で収穫出来る期間が短い事です
早朝に採り頃の芽が、暖かい日はお昼過ぎにもう葉が開きかけています
奥会津旬彩館がお届けするコシアブラは「葉開き前の蕾」ですので、毎日が時間との闘いです

タラの芽は見通しが良い(陽当りが良い)場所に群生し、他の植物が芽吹く前に出ますのでとても目立ち、遠くからでも群生場所が判ります(車で走っていても見えます)
コシアブラは他の植物も芽吹き始める頃に芽吹き、芽が小さいので遠くからでは見分けつきません
自分の足で林の中・山の斜面を歩かないと群生場所に出会えず、新規開拓時は丸一日捜し歩いて見つからない事が多くあります
秋の茸採りの時期も、コシアブラやタラの芽等が群生しているか・・・気にしながら山を歩いています
群生する場所を探し当てる難しさが山菜採りの醍醐味で、出会った時は思わず小躍りしてしまいます
コシアブラは樹の幹がスベスベしていて白い(別名:白木 しらき)・枝先が十手(時代劇に出て来るあの十手)みたいな独特の枝ぶりが特徴的です
この手掛かりを頼りに、道路脇の杉林を少し歩いて1本でも見かけたら、周辺の山に群生している可能性がありますよ

奥会津も大雪になりましたが、今年のコシアブラがいつ始まるか・・今後の積雪量と春の気温次第・・・全て山の神様の思し召しです
昨年は4月18日が初物でした

2017-01-21 01:37:00
一時的に寒さが緩みましたが、週末から再び寒波が襲ってくる予報が当たり、当地は大雪です
大寒を迎えこれから2月上旬まで一番寒い時期が続きますね
厳しい寒さが続いた後には、かすかに遠くても春の足音が聞こえてくるかもしれません
風邪等ひかぬようお気を付けください

今日はタラの芽の種類や食べ頃について徒然なるままに・・・

タラの芽にも種類があるのをご存知ですか?
植物学者ではありませんので良く判りませんが、私の経験則では
・幹の棘がやや小さいタイプ
・幹の棘が大きいタイプ
・幹に棘が無いタイプ
があるようです
幹に棘が無いタイプは「味が良い」とされ当地では「もちだら」と呼びます
モチモチ感溢れる食感から名前が付いた??・・と勝手に思っていますが私は詳しく知りません
残念ながら「もちだら」は自然界に数が少ない希少種です

また、棘の有無だけではなく
若芽の色が緑色の「青芽」、赤い「赤芽」があります
タラの芽は、殆どが青芽です
「赤芽」のタラの芽は名前の通り、若芽が赤く芽の大きさも里山の大粒タラの芽より一回り小さいです
赤い若芽も成長すると緑色になります
標高1000m付近の高山だけで見かけますが生育環境が厳しいのでとても数が少ないですね
味は断然、赤芽が美味しいのですが収穫量が少なく殆ど流通しませんので赤いタラの芽の美味しさを知る方は殆どいません
もし「赤いタラの芽」が混じっていたら是非食べ較べて下さいね

タラの芽の味についてもう少し四方山話・・・
蕾のタラの芽・芽が開いて軸が伸びたタラの芽 どちらがお好みでしょうか?
◆蕾の先端が割れて葉先が少し伸びた位の「蕾」が「見事な逸品」
◆軸が伸びた方は甘みが増してとても美味!!
見た目も大切な「旬の味覚」の要素ですので一概に言えません
「蕾のタラの芽」を見慣れている方は、軸が伸びたタラの芽を「2級品」と思う方が多い一方、軸が伸びた方を指定されるお客様もいらっしゃいます
サイズにご希望がある場合はご注文時にお申し付けください

軸が少し長めの芽は
・根元部分2cm程残して切り落とし半分程度切る
・根元部分は二つに割る
それぞれ天ぷらにすると食べやすくなり、また別々の食感を楽しめます

今年のタラの芽がいつ始まるか・・今後の積雪量と春の気温次第です
地球温暖化で年々早まっており、終わる時期はその年の残雪次第です
全ては山の神様の思し召しです
「年に一度の楽しみ、春の味覚」の”旬”を楽しみに待つこの頃です

2017-01-19 19:11:00
CIMG3453ac.JPG 強い寒波で各地から大雪の便りが届いております
皆様お住まいの地方は如何でしょうか
雪でお困りの皆様にお見舞い申し上げます

奥会津地方も一面 雪に覆われました
やっと平年並みになったというレベルで決して雪が多い冬とは言えません
1月11日頃までは当地は雪が少なく、営業出来ないスキー場が多くありましたので全般的には暖冬と思います
雪が山菜を育んでくれますので、山菜にとっては待ち望んでいた雪と思います

さて今日は山菜が育つ場所について徒然なるままに・・・

山菜はどこでも採れそうですが山菜の種類毎に群生する場所が全く違います
第一弾としてタラの芽が好む場所をお話しますね

タラの芽が好む場所はズバリ・・陽当りが良い荒れ地です
伐採林・道路の両脇・杉を植林して数年の林・河原の脇等です
高速道路の切通部の斜面に群生しているのを見かけるのも陽当りが良いからですね

添付の画像は私とっておきの「天然タラの芽の林」です
伐採林跡地の斜面見渡す限りタラの芽が群生しています
楽に収穫出来そうですが、実は斜面が腰の高さ以上ある藪に覆われ歩く事すら困難です・・・ヘトヘトになります

逆に言うと、陽当りが悪く為った場所のタラの芽の樹は枯れてしまいます

成長が早いタラの芽の樹は、伐採林や道路造成をした切通し等の荒れ地にいち早く根付き一年に40cmも伸びます
然し、せいぜい7,8mまでしか背が伸びないので、高く成長する杉や小楢(どんぐりの樹)にやがては負けて陽当りが悪くなり姿を消してしまうのです

陽当りが良くタラの芽が群生している荒れ地は、野バラも必ず生い茂ります
タラの芽を手に入れる為には、野バラの蔓に足を取られ転倒・野バラのトゲが皮膚を削り体中が傷だらけ・・・という代償を山の神様にお支払しなくてはなりません

・・・痛くて風呂に浸かるのも一苦労ですが、大粒のタラの芽を収穫してゆったり温泉に浸かる醍醐味は何物にも代え難い・至福の一刻です


春にドライブに出かけられましたら、陽当りの良さそうな場所を探してみては如何でしょう・・・陽当りが良い場所に必ず生える訳ではないのがタラの芽の難しさです
今年のタラの芽がいつ始まるか・・今年春の気候と残雪量次第です
全ては山の神様の思し召し次第です
年に一度の楽しみ 春の味覚!!
天然山菜の旬を楽しみに待つ今日この頃です

1 2